紙の本
阪急の魅力がぎっしり凝縮
2022/06/18 23:14
5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
以前に『阪急電鉄 スゴすぎ謎学』を読了したので、復習的な要素が多々ありましたが、阪急の魅力が有り余る程伝わってきました。私自身も幼少期から阪急は身近な存在でした。家からの最寄駅はJRと阪急とは、略、等距離にありましたが、祖父母の家や大学が圧倒的に阪急からの場所であった為という点が大きいです。
確かに阪急は車内も駅も雰囲気も上品な感じがしました。国鉄は大雑把で飾り気がなく貧相な感じ。その後国鉄はJRとなり、高校は京都駅が最寄駅だった為JRを利用しましたが、文化的な雅さは感じませんでした。
阪急の方針やこだわり、そして清潔性は他社には無いと思います。これからも是非これらの要素は続いていって欲しいと切願します。
紙の本
確かにそう思ってるところがある。これは気になる。
2020/10/30 17:08
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
大阪梅田中心に神戸~京都に走っている関西を代表する私鉄。電車だけではなく、百貨店・歌劇団・過去には球団ももっていた「阪急」。関東人には分からない!? なぜ阪急ブランドはここまで選ばれているのか?必読です。これを読むと阪急ファンになってしまうよね、というお話 。未開の地に鉄道を引き、沿線の住宅開発を進めた創業者、小林一三の思想や戦略をひもとくだけでなく、阪急のトリビアともいえるエピソードが興味深い。
紙の本
阪急の歴史
2021/05/27 17:20
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふわ - この投稿者のレビュー一覧を見る
住宅と神戸の話がいろいろあるのはいいけど、9000系て書くところを9300系と間違えてる。
紙の本
阪急ブランド
2023/07/10 11:37
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
阪急のブランド力について、いろいろな角度から分析されていて、よかったです。比較しながらの検証で、興味深く読むことができました。
紙の本
一気に読めました
2021/05/30 09:52
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投稿者:くまのみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供に好きな本を買っていいと伝えたら選んだ本です。小学校には難しいかなと思っていましたが、時間をかけて読んでいました。親の私もパラパラ見ていたら興味深い内容で一気に読めました。
電子書籍
小林一三
2021/11/17 19:13
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
確かに聞いたことはあります。タカラヅカを作り、阪急電車、かつては、阪急ブレーブス……。西宮というと、阪急でしたよね……。ただ、その裏側が、もう少し書いてあるかな、と期待したのですけど……ちょっと肩透かしでした。
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旅でよく関西(とりわけ京都)をよく訪れますが、それとなく阪急のハイソなイメージは感じていました。とりわけ阪神間における阪急・阪神の対比はこの本のタイトルにあるように、やっぱ阪急が別格だな、とも。
たしかによそ者の目から見ても、あの車両の色や内装を以てして阪急電車が一つのブランドになっている印象はありますし、阪神間では高級住宅街を縫うように走る点もさらに、そのイメージを高めているであろうことは容易に想像がつきます。住みたい駅ランキングでも西宮北口が毎回上位に来ますしね。
で、そのブランドイメージは決して一朝一夕に出来上がるものではなく、長い年月を経て人々の心のなかに醸成されるものなのでしょう。それゆえ、この本を読み終えても「これが決め手だった」という明確ななにかひとつの理由がみつかるわけではなく、地道な取り組みの積み重ねや、細部にまで行き届いた小林イズムがどのようなものであったかを知ることで、読者の中にもじんわりと”阪急”の”格”がわかる、そんな一冊ではないかと思います。
首都圏ですと東急電鉄が似たような立ち位置&イメージですね。で、阪神は京急ですかね、、、。阪神と京急はJRよりも海沿いの地域=臨海工業地区を走っていること、それゆえ沿線に工場やギャンブル場が点在しているあたりが似ていますね。おそらく街の雰囲気も相通じるものがあるのではないかと想像します。
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かなり丹念に阪急関係者に取材したことがうかがい知れる。
小林一三から始まって、企業経営の歴史に関しては、かなり既知のことも含まれているが、電車構造の歴史では初めて知ることも多くて面白かった。
あの独特の電車を製造していたナニワ工機がアルナ工機と社名を変え、阪急から離れてしまっていることは知らなかったので少々驚いた。
ちょっと阪急を美化しすぎているところもあるのと、阪神間に住んでいたことがある人間には馴染み深いものがあるが、それ以外の地域の人たちには、地名を含め、新書という制約から地図による説明が十分ではないところが多くて、理解しづらいかもしれない。
しかし面白く読めた。
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副題「ブランド力を徹底検証!」
鉄道というよりブランドとしての「阪急」の魅力を考える本。
何回も類本で読んだけど、やっぱり小林一三ってすごいわ!
大河か朝ドラやってもええんちゃう?
ビジネスのためとはいえ、鉄道引いて、住むとこ作って
住民の余暇施設作って、域外から人を呼ぶ仕掛け作って
…リアル・シムシティ。
口絵に旧梅田駅のコンコースの写真が載っていますが
あの美しい天井が阪急百貨店のレストランに
移設されていたなんて知らんかった〜。
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阪急沿線ではない関西人の感想としては、かなり阪急を美化しすぎている印象だった。確かに阪神・南海・近鉄と比べたら高級感はあると思うけど、、、
後は阪急の歴史について詳細に解説されているが、土地勘がなく、また年代的にもあまりピンとこなかったかな。
「今」の阪急がどういう取り組みをしていて、他の鉄道会社とどう違うのか、を知りたかったから、ちょっと期待していたものとは違ったかな。
1番興味出たのはタカラジェンヌの話かな。
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生粋の阪急電車ヘビーユーザーなので面白かった!知らないこともたくさんありました。
今昔、って比べると面白い。
アンゴラヤギのシート
全面塗装にこだわった内装や
洗車の多さ。
百貨店の高級感へのこだわりなど
どれをとってもやっぱり阪急!となりました。
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阪急の多角化経営の歴史が詳しくて面白い。20世紀初めの大阪の極端な過密と、東京的生活への憧れ。
車両のウンチクは鉄道に詳しくない読者としては正直要らないが、これは欠かせないものなのか…
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どんなネタも言い方書き方次第で全てポジティブにしてしまっているのでライターさんすげぇ、となりました。
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書店の平積みで思わず購入した。最後の一冊だった。前半の昭和創業期の話が面白い。小林一三という経営者、百貨店ブランド、甲子園、食堂、シャンデリア、様変わりした現代的な梅田駅だが、遠い昔を想像しながら、思いを馳せることがでができた。
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駅ナカコンビニ、駅ナカATMなど実は日本初、という事実が多く新鮮だった。
なんとなく印象の良い阪急だが、その印象を朽ちさせないためのこだわりと葛藤とチャレンジが細かく紹介されており、またひとつ阪急が好きになった。