紙の本
芥子の花
2022/08/05 06:39
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投稿者:もこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読みたくて読みたくて待ちに待った再版でした。
書店に問い合わせても廃刊と聞き手に入りませんでした。
今回は、日頃のゴメスの豪快ぶりが少々足りない気もしますが、前作同様、面白さもスリルも抜群でした。
悪党はとことん悪い奴で、それをしっかり懲らしめてくれるゴメスにスッキリします。
次回作も今から楽しみです。
今回新しくなった表紙絵ですが、個人的には再版前の物が良かったです。
こんな可愛いゴメスでは、ゴメスの諸々が伝わらない。
芥子の花のゴメスは影だし。
紙の本
祝・再刊
2022/08/08 15:07
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
再刊してくれて嬉しい作品!
直木賞効果ですね。表紙がちょっとかわい過ぎかも。
この再刊行を機に続きが出るなんて!待っていた甲斐がありました!
紙の本
近未来の江戸国は、妄想の果てかもしれない
2022/08/24 18:12
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公辰次郎が少しづつしたたかになり、極悪非道の奉行・金春屋ゴメスにしっかりとついていく姿は、成長のあかしか。近未来での江戸国の騒動は、現代日本の世相を反映しているようにも見え、またその良さと悪さを際立たせている様子もある。荒唐無稽、作者の妄想が暴走したような物語の展開に、驚くばかりだ。
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今回は芥子、麻薬に関した話になっていました。
そして、ゴメスって女性だったの⁉ 読みが甘かったのですね(-"-;A ...アセアセ
彼女のほかに新しい女性が裏金春へ。
今回も楽しかったです(*^^*)
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表紙のお侍さんがまあ格好いいこと。時々近未来小説じゃなくて時代小説を読んでる気になる。なかなかよろしい。
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海外で出回る阿片??どこで作られた?江戸で?!!
探索も命がけ、ゴメスの部下でいるのも大変だぁ!!
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前巻のインパクトのある表紙から一転爽やかな感じの表紙に。夕暮れ時の不気味な雰囲気のゴメスから、明るい光を浴びていくらか親しみも感じるゴメスに。
江戸時代の日本を縮小したような江戸国。遠く離れた島がない江戸国にも、刑罰としての島流しが存在するなんて。
もっと江戸国を知りたい。
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西條奈加の善人長屋が テレビで放送されましたが
こっちの方が面白そうです。
ただゴメスの人選ができないなあ!
辰次郎 松吉が 島流しならぬ 深い谷送りになって
芥子畑をさがす。
谷底でチーズを作って その中に阿片を仕込む アイデアは面白い
隠密同心も表れ 娯楽色だっぷり!
楽しいお話しです。
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前作に引き続きとても面白い。
日本の一部を江戸化するという発想は、時代小説を読んで素朴な当時の暮らしを思い描く自分にとって、謂わば夢の世界のよう。
怖すぎるゴメスなのに部下たちが親分の個性を正しく理解し、信頼して愛する雰囲気が良い。
こんなに魅力的な作品なのに、続編が書かれてないのか寂しいな。
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前回よりはるかに読みやすくなっていて驚いた。
私が前の本である程度の知識があったからかもしれないけど。
日本の悪役とか、まだ続きそうな感じだったけど、このシリーズもう続かないんだろうか?
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ゴメス、第二巻の始まりです。芥子の花の事件解決という一つだけの起承転結、色々起こって色々楽しめた。将軍家の解説とか、あくまで江戸の様で江戸じゃない所がなんとも不思議なんだ。それとゴメス、女性という驚きのそして優秀な日本人。登場人物がたくさんでちょっと濃さが少ないかな、親父の病気はどうなのか、あけおとしんじろうの恋の行方はとか最後の悪人政治家が登場しないとか、消化出来ないけど、もしかして続編を構想していたのかな。読めて良かった、始まりだもんね。本当に一気にブレイクして1番売れているはず
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日本であって日本ではない江戸国。
阿片をめぐっての陰謀をゴメスが読み解く。頭も腕も桁違いのゴメスが後ろにいる安心感。子分たちのゴメスへの信頼が気持ちいいし、個性ある子分たちも魅力的だった。
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新キャラ三好朱緒に男どもデレデレやけど、麻薬の流出で江戸存続の危機に緊張、辰次郎潜入捜査す。この話、キャラのわりに爽快感薄いんやなあ…。