さくらさんのレビュー一覧
投稿者：さくら
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電子書籍存在のすべてを
2024/02/25 11:29
タイトルそのもの心を打たれました
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３０年前の未解決誘拐事件が動き出した所からはじまる。ひとりひとりが丁寧に描写してあり、『写実画」が導いてくれる展開が素晴らしかった。感動しました。
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電子書籍ぬえの碑
2024/01/20 17:06
異種のミステリー小説
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日光に引き寄せられたそれぞれに疑問を持つ人物が自分の抱えた疑問と対峙する。描写が独特で自分の中に落とし込むまでに時間が掛りました。
登場人物が個性的でうらぶれた日光の 登場人物が独特でうらぶれたた日光の裏町が作品の醍醐味になっていました。
面白く拝読しました。
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電子書籍正欲
2023/11/01 15:54
考えさせられた作品でした
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不登校の息子がユーチューバーに生き甲斐を見つけ、父親として「まとも」な人生を送らせたいと思う検事が、仕事の中で出会う異常な事件の被疑者と向き合う設定が絶妙だった。ラブホテルで性欲を満たす事は「普通」で、別の少数の物に性欲を感じる事が犯罪になる可能性がある。同じ人間で、感受性はみな違う筈なのに多勢側につけない人間が異常者として裁かれる事がある。生きにくい人生を生きている人がいるんだろな、そんな作品でした。
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電子書籍ジウX
2023/10/18 14:30
現社会とリンクしている感あり
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登場人物のそれぞれに闇がありその闇を纒って行動する歌舞伎町セブン。政治、外交が絡み得体の知れないものと対峙していく。続編が楽しみだ。
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電子書籍７７７ トリプルセブン
2023/10/11 17:34
２度読みました
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父親の復讐を丹念に計画する乾を中心に現れる様々な殺し屋たち。それぞれ優秀でお人好し。紙野結花を巻き込んで展開するホテルでのストーリーは最高でした。１年後、天道虫が食べた柚子胡椒入のチーズケーキ。天道虫はやっぱり幸運の持ち主でした。
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電子書籍落日
2023/09/27 14:51
引き込まれて行く作品でした
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事件として起こった事実はひとつだけど、それに感情が加わるから色々な受け止め方が発生する。
当事者が納得出来る真実に導かれると良いな〜
救いがあるドラマは好きです。
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電子書籍アリアドネの声
2023/09/07 17:03
臨場感が味わえた作品
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ドローンの操縦にしても三重障害の人間の描写にしても、簡潔でわかりやすく飽きずに読めた作品でした。
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電子書籍ミーツ・ザ・ワールド
2023/07/14 17:26
濃い人間模様に引き込まれた
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腐女子のゆかりんとキャバ嬢のライが新宿歌舞伎町の路上で出会う所から始まる共同生活。登場人物たちの個性か丁寧に描かれた良い作品だった。
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電子書籍夜空に浮かぶ欠けた月たち
2023/07/07 17:06
心が軽くなりました
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知らない間に心って小さくなっちゃう時がある。ひとりで悩んでいる時に、こんな町に迷い込めたら良いなぁ。
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電子書籍同志少女よ、敵を撃て
2022/07/20 09:15
孤高の狙撃手セラフィマ
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普通に生活をしていた少女が狙撃手になる過程が自分のことのような臨場感で引き込まれた作品でした。「敵」は果たして何なのか、狙撃手の使命と研ぎ澄まされる精神、判断。戦場でのイリーナの存在。少ない仲間との友情。いい作品は後味が良いものです。
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電子書籍52ヘルツのクジラたち
2021/04/15 08:04
自分を救ってくれる人間って
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キナコとアンさんも、出会うべくして出会ったし、５２との出会いもまた偶然ではなかった…と。自分の周りに意識を向けて生きてみようと思った作品でした。
暴力とか虐待とか、経験しないで疑似体験できる作品は尊いと思います。
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電子書籍ブラック・マリア
2021/03/23 09:50
生きる上での指針を貰った小説でした。
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「子はひとり残らず神の子です。受胎するのにいちいち男女の愛だの恋だの要りません」。強姦され、受胎した子供と、処女のまま受胎しこの世に生を受けたイエスは「異常な受胎」として同等です。核心ですね。マダレーナ・マリア。真摯に生きたあなたの生涯に私は感銘をうけました。
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電子書籍８００年後に会いにいく
2021/02/09 08:57
グローバルに楽しめるお話しでした。
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飛田旅人、メイ、マリア。クリスマスイブ。
理系有能な女性と文系の就職活動に困窮する男性が巡り会い、展開する物語でした。PCで様々な情報操作をする仕事をしているマリアの会社にサンタクロースが配る求人チラシを貰ったタビトが採用される。登場人物はメインがタビト。知らずに引き込まれていく話です。ゆっくり、時間がある時に半日くらいで読むと優しい気持ちになれる話だと思います。
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電子書籍少年と犬
2020/07/24 18:35
動物は良い
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多聞と出会った人間｡真摯なもの言わぬ犬に救われる物語は心が温かくなった。
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電子書籍明日の子供たち
2020/03/29 16:25
正解はないし違う事もない
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心に余裕がないと、今の自分をいきることが精一杯だけどそれでもいいんですよね。
児童養護施設の人間模様がきめ細かく描かれていて、心洗われる作品でした。
有川先生は登場人物を否定しないで、その「個性」を素敵に描き出してくれるからとても共感できます。奏子だって、久志だって優等生じゃない部分もあるだろうし、和泉先生や三田村先生だって自分の時間、生活を送っているわけだけど、それを描かずに読者を「あしたの家」の先生や子供達にして同じ空気の中に引き込んでしまう。
悪人を描かない先生の姿勢は素晴らしいです。
