redonさんのレビュー一覧
投稿者:redon
2022/05/28 16:10
日本の地形最初の一冊
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地形を学ぶ最初の一冊は本書がいいと思う。とっつきにくい地質の話にはほぼ触れない。素人にも理解できるたとえを使って、日本列島の様々な「でこぼこ」した眺めを楽しく解説していく。
2022/05/28 16:05
少しだけ難易度高め
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具体的な土地の起伏を見ながら、地形というものがいかに作られるかを学べる。眺めるだけでも楽しいし、旅行の楽しみも増える。ただし説明なしに専門用語を使っているところがあり、素人にとっては調べる手間がかかる。
2022/05/28 16:01
ビジネス書的パパ入門
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まったく子育ての知識がない父親、または父親になる予定の人に最適。わざとだろうが、ビジネス書テイストが強いのが特徴。
2022/02/12 18:29
図版はいいが挫折
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挫折した。カラー図版が豊富なのはありがたいが、知らない人名が説明なしに出てくるので、前知識がゼロに近い私には難しかった。まずロシア史から学ぶべき?
紙の本ヘーゲル 人と思想
2022/02/10 01:31
事典にもとづくコンパクトな概説
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「信頼のおける二つの事典にもとづいて、奇をてらわずに、へーゲルの人と思想を無難に描き出」している。確かに事典のように信頼できる記述だが、これだけ読んで納得するのはなかなか難しい。
この分量で現代思想への影響まで概観できるのは嬉しい点。
紙の本性差の日本史 新書版
2022/02/10 01:22
図録もほしい
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ケチらずに図録で大きい写真を見ればよかった、という気もするし、これくらいの情報量がちょうどいい、という気もする。両方ほしい。
明治政府の役人が女官を一斉解雇して愉快がった話、苦笑するしかない。いまの弱者男性論なども、こんな風に未来の歴史書に史料として載るのだろうか。
紙の本ヘーゲルを越えるヘーゲル
2022/02/10 01:19
現代思想好きのためのヘーゲル入門
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主/僕の弁証法、承認、歴史を焦点に、現代思想の中で陰に陽に参照されるヘーゲル哲学の意義を解説する。どちらかというと現代思想に興味がある、という哲学入門者に特におすすめ。
2022/02/03 02:13
よき理解者
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斎藤幸平が相手の主張をあらかじめよく理解しており、解説しながら進めてくれるので、こちらの理解もはかどる。特にポール・メイソンに対して、彼のポストキャピタリズム論は技術楽観論ではないかと食い下がっている。最近の社会運動に対するハートの目線、ガブリエルの実在論に基づく提言などにも注目。
2022/02/03 02:04
ヘーゲルからの宿題
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「行動する良心」と「批評する良心」との和解と相互承認によって歴史は完成する、はずだった。しかし今の世の中を見ると、とうていそんな高次元の精神にはたどり着けない気がする。私たちはヘーゲルの語ったストーリーを逆戻りしているのかもしれない…考えさせられる。
2021/11/09 01:02
ケイパビリティ、不平等
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センのケイパビリティ(潜在能力)の概念、あるいは不平等論に興味があるならまずはこの本。注や解説が充実しており理解が深まる。
従来のアプローチ(所得の再分配、ないし機会の平等を重視)ではなぜ不平等への対処として不十分なのかを説得的に示している。経験に裏打ちされた思想なのだろう。
2021/11/09 00:49
野党の意義を根本から
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野党は与党の批判ばかりだとか、実現できるはずのない公約を掲げているとかで(与党からも世間からも)批判されがち。
しかし「何のための野党か」と問い直してみると、野党のふるまいにどのような意図や意義があるのか見えてくる。コンパクトながら政治観を変えうる本。
2021/06/08 00:46
知られざる美術史
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ルドン研究で知られるガンボーニによる大著であり、ユニークな視点の西洋美術通史となっている。
読後、壁や雲に人の顔のような潜在的イメージが次々見えてきて楽しい。絵画を見てもずいぶん感じ方が違う。
他ではあまり見ないような図版がたくさん載っているのも嬉しい。印象派からキュビスムへ、という美術史の通説の裏面をなす作品群と言える。
2021/06/08 00:27
さらに語根を増やそう
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前作と大きく異なるところはない。この方法でさらに語彙を増やしたい、と思った人は買うとよいだろう。じっさい語根はあれだけでは物足りない。
どうでもいいが、政治がらみの単語や例文が多めなのは著者の趣味だろうか。
2021/06/08 00:18
「美学としてのヤンキー」という視点
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論の運びが独特で、説明できているか微妙なところもある。しかしヤンキーについての新しい視点を得られる有益な本。
「不良文化」と「美学としてのヤンキー」を分けて考えるという着想がすでに啓発的である。個々の不良を見ていても分からない、ヤンキーの美学というものが広く浸透していることに気づかされる。
紙の本図解身内が亡くなったときの届出と手続きのすべて 2021年版
2021/06/08 00:06
どれでもいいけれど
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この手の本は実に色んな出版社から出ている。それでいて内容にさほど大きな違いはないので、読み比べて自分に合うものを選ぶにしくはない。とはいえ読みやすさでいえばこれが優れていると思う。手元に一冊あると安心。