野間丸男さんのレビュー一覧
投稿者:野間丸男
2021/04/18 13:45
ドラマ『名探偵ポワロ』70編の解説書
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
英国ヴィクトリア朝&メイド文化研究者の筆者が、ドラマ『名探偵ポワロ』の
時代背景、登場人物、あらすじ、事件・依頼の内容、みどころなどを解説。
真犯人やトリックのストレートなネタバレを避けて、
アガサ・クリスティーの原作との違いにも触れているのが、ありがたい。
ドラマを見た人・これから見る人も楽しめる。
各章ごとのCOLUMNでは、家事使用人の制服・登場使用人について、
事件現場になった家について、事件と動機、探偵像などについて、
作品との関連を解説・・・バックグラウンドが、よ~く理解できる。
ポワロの魅力だけでなく、背景の建物・使用人・服装にも興味が湧いてくる。
原作との違いも、「 調べたいなぁ~ 」と思ってしまう。
シャーロキアンならずとも、ポアロキアン(?)には、バイブル的本になる!
2021/03/24 14:32
この本を読んでから統計学を学べば、良かったのに!
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
「統計学が、こんなにわかりやすかったかな?」と思ってしまう。
1つは、あまり詰め込んでないこと。
1ページにひとつのテーマだけ、左ページに解説・右ページに図表
第1部 統計学への誘い:目的と統計学の役割
第2部 データを読む:基礎知識、データの整理、データ分布
第3部 データ発生のメカニズム:母集団と標本、確率、確率分布
第4部 データに基づいて判断する:推定、仮説検定、データ分析
初めに、“項目”と“ねらい”があり、項目には数個のテーマがある。
平均、分散、標準偏差、標準化、相関などの統計学の根幹の概念が、
わかりやすく書かれているので、全体像が掴みやすい。
統計学の入門書に、ピッタリ!
2020/12/27 13:41
「何か変だな?」と悩んだときに、読んでみる価値あり
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
左ページに、図解による簡略説明、右ページに、文章による詳細解説
自律神経とは?
自律神経を整える「生活習慣」「食生活」「メンタル力」「運動」
自律神経は、「乱れるもの」・・・
大切なことは、乱されないように頑張ることではなく、元に戻せるリカバリー力
少し乱れても続かなければ、体にそれほど負担にならないので、
紹介されている「短時間でできること」を、ルーティン化して
体と心を鍛えて、日々の不安を少なくして健康生活の実践だ!
紙の本上級国民/下級国民
2019/09/10 13:52
今年の流行語大賞の候補だが、本当のことが理解されていない!
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
単純にエリートの人達と一般国民のことと思っていたが、
私みたいなノーマルとも違ったアンダークラスが、誕生・増加して、
アメリカをはじめ先進国に蔓延しているそうだ。
日本だけじゃないんだという安心と
これから世の中どうなるんだという不安が・・・
平成で起きたこと、令和で起きること、
上流と下流の発生と対立を、学歴・職業・人種などの要因、
「知識社会化、リベラル化、グローバル化」による分断を基に解説
「努力を伴わない優遇措置は、どう対処すべきだろう?」という疑問が残る。
今の私(たち)にできることは、ないのだろうか?
2019/02/11 14:40
足の小指が、キーだったんだ!
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
「足指を伸ばすと、全身がよみがえる」って本当だろうか?
内科医が提唱する「ゆびのば体操」恐るべし!
なるほど! “小指の崩れ“が”姿勢の崩れ“は、説得力あり!
ひざ・股関節・肩・顔までのゆがみ・しびれが、足の小指で解決!
さらに、「ゆびのばウォーク」で、健康な生活をエンジョイ!
「そうだったのか?」と納得の一冊
2019/02/11 14:37
隠されたしぐさで、深層心理を判断するテクニック!
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
しぐさに秘められた人の心理を、具体的に解説
人は、深層心理(大脳辺縁系)による自己防衛のしぐさを、
ボディー・ランゲージ・・・足と脚、胴体(腰、腹、胸、肩)、腕、手と指
そして、心のキャンパス(顔・目・口)の動きで、反射的に発している。
元FBI捜査官の経験による具体的な指摘、(なるほどなあ~!)
あなた自身(私も含め)もそんな身振り・しぐさをしているんですよ!
ウソは、見抜かれるんで~すよ。 ^_^
もっと早く知っていれば、人との付き合いが、もっと楽にできたかな~!
2018/12/10 13:57
日本の便秘治療は遅れている!
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
「快便」の新習慣と最先端の治療法の紹介
約1700万人、14%の人が便秘ではないかと言われているが、
「便秘」は秘めごととして、人知れずに悩むひとが多いとされている。
男性よりも女性が多いように思われているが、高齢になると男性の方が多くなるそうだ。
便秘の裏に隠れている病気に罹らないために・・・、
どうして便秘になるのか、生活習慣の見直し、対処方法、良い薬の紹介。
健康的な生活を目指す人、必読の書。
紙の本日本百銘菓
2018/09/16 11:41
ん~! お茶ほしい ^_^;
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
日本を代表する銘菓100をカラーで紹介。
さまざまな設定や切り口で、死ぬまでに食べたい絶品銘菓
逸品銘菓、伝統銘菓、実力派銘菓、新感覚銘菓、ユニーク銘菓など
創業時のエピソードや製法のほか、ネーミングの由来などの情報も満載。
出張・旅行のおみやげに悩んだことのある人は、
「あ~、あそこは行ったのに・・・」とならないために!
旅を思い出しながら、お茶を片手に楽しめる本。
2018/05/21 18:06
コーヒーに、科学的知識のスパイスを!
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
コーヒーは、なぜおいしいのか?
「コーヒーのおいしさ」の主役は何か?
おいしさを生み出すコーヒーの成分は何だ?
科学的コーヒーの抽出方法は?
コーヒーは、健康に良いのか?
研究者の目で、グラフや成分データでコーヒーを分析、
コーヒーに関する知識の幅を広げてくれる。
コーヒーの味わい方が変わる!
紙の本1日1万歩を続けなさい 医者が教える医学的に正しいウォーキング
2024/03/14 10:36
ウォーキングの効用を検証してみよう!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
「1日1万歩」をすすめる理由が、
国内外のさまざまな科学論文を科学的根拠(エビデンス)として、
出典とグラフ・表で解説している。
医者である筆者の体験も含め具体的でわかりやすい。
「1日1万歩」の理由と効果
歩けば「不安」や「うつ」が消える
歩くことで「脳」を鍛える
心と体に最高に効く「大谷式ウォーキング」
ウォーキングが、「体」だけでなく「心」にも有効で、
これだったら実践できるかなと思えた。
本業の医者としての忙しい中、丁寧に調べて書かれている。
ただ、都合の良い論文だけじゃないのという邪心がちょっぴり・・・
2023/05/29 17:10
インドに対するイメージが変わる!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
今までのイメージだけでは、誤解の上塗りになってしまう。
人口が中国を抜いて、世界一になったインドとの付合い方を考える時が来た。
大国志向・自主独立外交・実利重視のリアリズムが、
外交の基本的思考様式であるインドと、どう付き合うかが問題だ!
「ふらつく」インド、
自由民主主義の国なのか?
中国は脅威なのか?
インドと距離を置く選択肢はあるか?
インドをどこまで取り込めるか?
「厄介な国」とどう付き合うか?
今までのインドに対するイメージが少し変わって、クリアーになってきた。
インドのロシア、中国に対する対応が少し理解できた。
2023/04/13 11:52
もやもやしていたことが、スッキリ理解できる
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
何か変だな?と思っていた“きれいごと社会”が、
明快に述べられていてちょっぴりスッキリ!
正義は最大の娯楽である、バカと無知、
やっかいな自尊心、「差別と偏見」の迷宮、
すべての記憶は「偽物」であるなどのPARTがある。
それぞれに数ページの小項目が40あり、読みやすい
いつもながらの明快な論調は、豊富なバックデータによるものか!
思い込み、偏見を一つひとつ明らかにしていく爽快感を楽しめる。
紙の本はじめてでも美しく仕上がる庭木・花木の剪定 いつ・どこを・どう切るかひと目でわかる!
2023/04/13 11:48
庭木があったら、あると助かる本
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
庭木・花木があっても、
どこから手を付けていいかわからないときに参考になる。
庭木と剪定の基礎知識:
なぜ剪定するのか、1年の生育サイクル、
病気と害虫について、剪定に必要な道具と使い方
などの12の基礎知識
人気の庭木の基本剪定:
花を楽しむ花木:38,実を楽しむ庭木:11,
枝を楽しむ落葉樹:4,葉を楽しむ常緑樹:11,
樹形を楽しむ針葉樹:7の計71が載っている。
冬剪定、夏剪定などに分けて、図の説明が分かりやすい。
カットする枝などは、色分けして載っているのでわかりやすい。
新しい庭木を植えてみたくなる。
2023/03/04 14:53
今までとは違った視点での、世界史がある!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
「身近な田畑や自然環境から日々の食を得ていた」から、
大航海時代を経て、重商主義の金銀がお金の時代になり、
その後の産業革命により労働者が発生し、
そのための生活・食べるモノが変化し、市場が変化・発展していく。
小麦粉や油を多用する食品産業の発展のよる「食生活の変化」が、
どのように資本主義に影響を与えてきているかが、よく理解できる。
食べものから資本主義を学ぶとは
農耕から近代世界システムの形成まで
山積み小麦と失業者たち
世界の半分が飢えるのはなぜ?
日本における食と資本主義の歴史
中国のブタとグローバリゼーション
農耕と資本主義とを結び付けて考えることは無かったが、
「なるほど~!」と、納得の本である。
紙の本ひとりほぐし 肩こり便秘たるみむくみうつうつを自分の手でときほぐす!
2023/01/24 16:40
わかりやすく、自分自身の手でできる
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
体の構造、筋肉の位置・形、ほぐすポイントが、
図解入りでわかりやすい。
手のどの部分で、どこを押さえるか・引張るか・擦るかが、
丁寧なマンガで示しているので理解しやすい。
腕・頭・耳・顔・腸・背面のほぐし
首・肩・お腹の「深部リンパ節」のほぐし
足裏・手の「反射区」のほぐし
ひざ下・ひじ下の「オイルタッチ」ほぐし
顔・胸・頭皮の「タッチ」ほぐし
“TARGET!”“CHECK!”“マッサージのはじめに”“NG!”などで、
ポイントチェック!!
図解が本当にわかりやすくて、改めて自分の体を知ることができる。
「これなら自分でもできるなぁ~」と思える。