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「ちはやふる」登場人物のキャラクターと人間関係を詳しく解説2

ちはやふるの登場人物

ちはやふる2 | 日本テレビより

前回の記事、「ちはやふる」登場人物のキャラクターと人間関係を詳しく解説1に続いて、今回は主人公たちを支える恩師や家族に焦点を当てて、登場人物を紹介していきます。

主要メンバーだけではなく、脇役からエキストラまでもが個性豊かな「ちはやふる」キャラクターたちです。

原田先生(はらだせんせい)

ぬるヲタが斬るより

通称:原田先生、原田

千早、新、太一が小学生のときに入会した府中白波会の会長であり、三人の恩師にあたる人物で、かるた歴45年の大ベテランでもある。府中白波会でかるたの指導をしながら、現役選手として名人位を目指している。周防名人とも名人位戦で戦うかるたの名手。

競技かるたでは、「攻めがるた」を武器にしていることから、一見豪快な人柄のように見えるが、千早、新、太一のことを細やかな配慮をしながら見守る器の大きい人物。

肉まんくん(西田優征)が所属するかるた会の「翠北会」の会長の北野先生とは若い頃からのライバル。

木梨 浩(きなし ひろ)

あしたはきっとやってくるさ!より

通称:ヒョロ、ヒョロくん

マンガだけではなくアニメ版「ちはやふる」でも意外にも隠れファンが多い。

千早や太一とは、小学校時代からのかるた仲間であり、良きライバルである。中学時代は、強豪の北央学園の主将を務める。

太一とは長年競技かるたB級からA級への昇級をかけて、ともに切磋琢磨した関係であり、深い友情を築いている。

「ヒョロっとアンサー」というタロットカード占いで、試合相手の対戦カードを読むという不思議な特技を持つ。このカード占いはかなりの的中率である。

須藤 暁人(すどう あきと)

SOLILOQUY別館より

通称:須藤さん、須藤先輩

千早たち瑞沢高校かるた部と北央学園が初めて対戦した時の北央学園主将。

「須藤のSはドSのS」と言われるほどのドSキャラであり、北央学園卒業後もOBとして、北央学園かるた部員たちを叱咤激励し、緊張感を与えている。周防名人とも親しい。

持田先生(もちだせんせい)

デブなアニメ感想より

通称:持田先生

北央学園(千早たち瑞沢高校かるた部のライバル校)のかるた部の顧問。部員たちにかるたの楽しさを教え、大会ではサポート役に徹しているが、自身もA級選手を目指している。

宮内先生(みやうちせんせい)

あしたはきっとやってくるさ!より

通称:女帝

瑞沢高校かるた部顧問。教員の中でも「お局さま」的な存在で、その押しの強さから「女帝」と呼ばれている。

瑞沢高校かるた部の顧問に就任した当初は、他部の顧問と掛け持ちしていたこともあり、かるた部に関心を示さなかった。

しかし、部員たちの一生懸命な姿に触発され、部員たちを見守り、応援するようになる。宮内先生自身は競技かるた未経験だが、部員たちの思いを理解し、尊重しようとする頼もしい存在である。

富士崎高校かるた部

pricanより

全国大会常連校の強豪・富士崎高校かるた部。千早たち瑞沢高校かるた部とは、全国大会決勝戦での対戦以降、ライバルとして互いに影響を与え合う関係になる。

顧問の桜沢翠(さくらざわ みどり)先生は、元準クイーンのかるた名手である。富士崎高校かるた部員は皆、桜沢先生を尊敬していて、厳しい指導にも耐え抜いている。

部員はそれぞれかなりアクが強いが、チームとしての団結力には定評がある。

ALBUM BLOGより

逢坂 恵夢(おうさか めぐむ)

tumblrより

通称:恵夢(めぐむ)、恵夢たん

千早とは全国大会準決勝の一戦で戦った選手であり、明石第一女子高校のエースである。かるたの実力はかなりのもので、クイーン位戦予選では、西の挑戦者として敢闘した。

眼鏡をかけた女の子で、天然ドジなところがある性格。3人組の熱狂的なファンがついている。

逢坂恵夢ファンが試合中に撮影した写真をチェックして、毎回そのデータを全て削除するという場面が出てくる。

猪熊 遥(いのくま はるか)

Hatena::Diaryより

通称:遥さん、元クイーン

旧姓、千原(ちはら)。かつてクイーン位を4連覇している実力者である。その時の挑戦者が、現在の富士崎高校かるた部顧問の桜沢先生である。

2人の息子を持ち、産休・育休に入っていたが、作品中の吉野会大会で復帰した。

クイーン若宮以上と言われる音の対する「感じ」の良さを武器に、再びクイーン位奪還に燃え、クイーン位挑戦者東日本代表として熱戦を繰り広げる。

綿谷 始(わたや はじめ)

votecloudより

通称:じいちゃん、綿谷永世名人、かるた界のアラン・ドロン

新の亡き祖父。名人位7連覇を達成した偉大な永世名人。その渋い容姿から、かつては「かるた界のアラン・ドロン」とも呼ばれた。新にかるたの面白さを教え、新にとっては、「かるたの神様」である。

新が小学校6年生の時に、脳梗塞で右半身が付随のために介護が必要となる。介護を受けながら、自身は大会には出場できないものの、かるたの配置を考えたりして、病床でも新を指導し続けていた。

新のA級昇級がかかった福井大会の日、一時的に記憶を取り戻し、新に大会へ出るよう促すが、新の大会参加中に息を引き取ってしまった。

綾瀬 千歳(あやせ ちとせ)

筑波嶺夜想曲より

通称:お姉ちゃん、千早のお姉さん

千早の姉で有名モデル。子どもの頃からその容姿に自分でも自信を持っていて、芸能界で日本一になることを夢見ている。

千早にとって自慢の姉であり、姉妹の仲は良い。千早がかるた部で活動することをどこか見下しているところもあるが、実は妹思いの一面もある。

西田 優華璃(にしだ ゆかり)

seesaaWikiより

通称:姉ちゃん、西田(姉)

瑞沢高校かるた部員の肉まんくんこと、西田優征の姉。見た目が弟の優征(肉まんくん)とそっくりである。

手先が器用で、試合には手作りのチームTシャツや横断幕などを準備し、応援に励む。

ヒョロくんこと木梨浩に一目惚れし、付き合うことになる。以降、北央学園とヒョロくんを懸命に応援し続けている。

村尾 慎一(むらお しんいち)

かいがいのより

通称:村尾さん

新と同じかるた会の「福井南雲会」に所属するA級選手。新にとって兄弟子的な存在の人物である。

自分のレベルに限界を見て、一時は競技かるたから離れてしまう。しかし、新がかるたに真剣に向き合う姿に触発され、競技かるた界へ復帰する。

北野先生(きたのせんせい)

きんぎょと読むきん!より

通称:北野先生、師匠

肉まんくん(西田 優征)も所属しているかるた会「翠北会」の会長を務める。肉まんくんの師匠であり、基礎を教えることに定評がある先生である。

白波会の原田先生とは若い頃から犬猿の仲である。しかし、原田先生が名人位に挑戦した試合では、原田先生を激励するような場面もあり、実はよきライバルであることもうかがえる。

まとめ

「ちはやふる」を構成する個性豊かな登場人物の解説をしました。

主人公たちを支えるライバルや恩師、家族に焦点を当てましたが、ここでは紹介しきれなかった登場人物も魅力たっぷりのキャラクターばかりです。

また次回は、「ちはやふる」あらすじをもっと理解しやすく、楽しんで頂けるように、「登場人物の相関図」を解説していきます。

以上、「ちはやふる」登場人物のキャラクターと人間関係を詳しく解説2でした。

ライタープロフィール

川添 勤(かわぞえ つとむ)

1968年生まれ。2010年フォロワー数20万人超えの「ハマコーTwitter」をプロデュース。

当時、日本のTwitterフォロワー数ランキングトップテン入りに貢献する。

2011年、故浜田幸一氏の最後の本となる「YUIGON」(ポプラ社)を監修。ベストセラーとなる。

2014年2月、キッザニア日本の創業者住谷栄之資氏の「キッザニア流!体験のすすめ」監修。

2014年10月には10万部を超えるベストセラーとなったゲッターズ飯田の「運命の変え方」に企画協力。

この記事で紹介した漫画

ちはやふる

ちはやふる

まだ“情熱”って言葉さえ知らない、小学校6年生の千早(ちはや)。そんな彼女が出会ったのは、福井からやってきた転校生・新(あらた)。おとなしくて無口な新だったが、彼には意外な特技があった。それは、小倉百人一首競技かるた。千早は、誰よりも速く誰よりも夢中に札を払う新の姿に衝撃を受ける。しかし、そんな新を釘付けにしたのは千早のずば抜けた「才能」だった……。まぶしいほどに一途な思いが交差する青春ストーリー、いよいよ開幕!!

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