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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:1998/02/01
  • 出版社: 筑摩書房
  • レーベル: ちくま文庫
  • サイズ:15cm/269p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-480-03372-6
文庫

紙の本

命売ります (ちくま文庫)

著者 三島 由紀夫 (著)

「命売ります。お好きな目的にお使い下さい。当方、二十七歳男子。秘密は一切守り、決して迷惑はおかけしません」目覚めたのは病院だった、まだ生きていた。必要とも思えない命、これ...

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命売ります (ちくま文庫)

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商品説明

「命売ります。お好きな目的にお使い下さい。当方、二十七歳男子。秘密は一切守り、決して迷惑はおかけしません」目覚めたのは病院だった、まだ生きていた。必要とも思えない命、これを売ろうと新聞広告に出したところ……。危険な目にあううちに、ふいに恐怖の念におそわれた。死にたくないーー。三島の考える命とは。「案外、純文学作品ではない、したがって誰もそこに魂の告白を期待していない、『命売ります』のような小説のなかでこそ、こっそり本音を漏らしていたのではなかろうか。」(種村季弘「解説」より)1998年刊行の本書が2015年紀伊國屋書店 新宿本店の文庫年間売上ランキング1位に。「こんな面白い作品、ほっといていい訳ない」。隠れた怪作小説 30万部突破! !「仮面の告白」「潮騒」「金閣寺」といった代表作もすごいけど、いまの気分はコレでしょ。【商品解説】

著者紹介

三島 由紀夫

略歴
本名平岡公威。東京四谷生まれ。学習院中等科在学中、〈三島由紀夫〉のペンネームで「花ざかりの森」を書き、早熟の才をうたわれる。東大法科を経て大蔵省に入るが、まもなく退職。『仮面の告白』によって文壇の地位を確立。以後、『愛の渇き』『金閣寺』『潮騒』『憂国』『豊饒の海』など、次々話題作を発表、たえずジャーナリズムの渦中にあった。ちくま文庫に『三島由紀夫レター教室』『命売ります』『肉体の学校』『反貞女大学』『恋の都』『私の遍歴時代』『文化防衛論』『三島由紀夫の美学講座』などがある。

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書店員レビュー

ジュンク堂書店松山店

命を売る・・・?

ジュンク堂書店松山店さん

急に死にたくなった主人公の羽仁男。
自殺をするが失敗してしまい命を売ることにした。
次々と羽仁男の命を買いに現れる客。
死ぬことに何の未練も執着もなかった羽仁男が
危険な目にあうことで死にたくないと思うようになっていた。

書名を見て難しそう、重そうと思っていましたが読みやすく、
羽仁男の潔さが見事でした。その潔さから想像できないラスト。
羽仁男のその後がとても気になります。。。

みんなのレビュー403件

みんなの評価3.7

評価内訳

紙の本

痛快です

2002/06/13 17:43

14人中、13人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:クリーム - この投稿者のレビュー一覧を見る

 主人公が、「自分の命を売ります」と新聞広告を出すことから物語ははじまります。三島といえば、どうしても重たいイメージを浮かべがちかもしれませんが、いいえ、これは違うのです。 
 さて、次々と命の買い手は現れるのですが、命の売買契約はなかなか果たされません。そこでこの買い手のキャラクターがことごとく面白い! 次は一体どんな人が登場するのだろう? 主人公の命は誰の手に? ドキドキしながらページをめくってしまいます。 
 そんなわけで、「三島の書いた痛快ハードボイルドアクション」と名付けたいこの作品。小難しくもなく、読みやすいから、おススメです。
 

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紙の本

三島由紀夫の器用さ

2020/01/30 23:17

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ロイス - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品はタイトルからは想像できないようなユーモアさが書かれていて、三島由紀夫の他の作品とはまた一味違った面白さがあり、三島由紀夫の小説を書く能力がうかがえる。この作品は三島由紀夫に興味があるが、中々手が出せないような人に読んでもらいたい。

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紙の本

SAN値が削られる三島由紀夫のエンタメ作品

2021/10/13 00:58

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読人不知 - この投稿者のレビュー一覧を見る

次々と現れては消えてゆく登場人物が、誰も彼も常軌を逸した癖者揃い。
 勿論、主人公の羽仁男もその一人で、物語は何となく電車内で死んでみる試みから始まる。
 死を試みた経緯も筋が通っているようでいて、納得したが最後、読者が人として終わりそうな危険な色を帯びる。

 死に損なった羽仁男は、景気のいい会社を辞め、新しい商売を始める。
 それが「命売ります」
 客たちの「他人の命の使い途」の異様さ、その値段も様々だ。
 金と女に不自由せず、生命を売りに出し、危険を顧みない非日常の大冒険。
 中高年男性の夢を詰め込んだようなハードボイルドな展開に様々な毒が忍び込む。
 一見なんの繋がりもないようでいて、実はある一点で繋がる。次第にその糸と意図が見えてくる様がミステリ的で味わい深い。

 本筋とは関係ないが、学生服姿の薫少年の言動が幼く、小学校高学年くらいの子かと思いきや、高校生だったことに驚かされた。
 時代的に金持ちのボンボンの平均像なのか、敢えて幼く描かれたのか不明。

 現在では差別的な表現なども散見されるが、作品が描かれた時代背景を読み取る為、出版社の判断で敢えて残してある。
 読む際には、それを念頭に置くと昭和中期の空気感を味わえる。

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紙の本

本は売り方次第かも

2021/02/18 16:24

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品を著者名を隠して読んで、どれだけの人が三島由紀夫の作品だと正解できるだろうか。
 これがあの『金閣寺』や『豊饒の海』を書いた同じ作者のものなのか。
 何しろ発表誌が「週刊プレイボーイ」で、連載されたのが1968年。亡くなる2年前である。
 ただ元々三島には純文学だけでなくエンターテインメントの作品もあって、『潮騒』もその要素は大いにあるように感じる。
 巧い作家は純文学とかエンターテインメントとかの区分けがなくて、あるのはやはりいい作品かどうかだろう。

 では、この作品はどうか。
 自殺に失敗した男が「命売ります」という広告を出すことで、様々な依頼主と関わっていく作品だが、やや連載誌の読者を意識し過ぎているように感じる。
 そして、こういったら三島は嫌がるかもしれないが、なんとなく太宰治の遺作となった『グッドバイ』の雰囲気によく似ている。プロットもまったく違うが、これは純粋の読み手の感想だ。

 ちくま文庫版の帯には「これを読まずして三島を語るべからず!!」とあるが、やっぱり三島由紀夫といえば、この作品より前に押さえておきたい作品が山のようにあるのではないか。
 その上でのもう一冊ならわかるのだが。

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紙の本

思わず嵌る!

2016/03/10 19:59

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:てんてんきらきら - この投稿者のレビュー一覧を見る

題名からしてひきつけられる。とにかく面白い。

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紙の本

エンタメ小説

2023/04/30 20:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る

読みやすく面白いです。 バラバラだった話の流れも、ちゃんと繋がって行きます。ラストも余韻の残る良い感じです。

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紙の本

自殺失敗

2015/12/27 16:14

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:十字軍の鏡 - この投稿者のレビュー一覧を見る

三島由紀夫が書いたとは思えないようなハードボイルドタッチの小説です。恋有り、金有り、グラマーな女性有りなんでも出てくるこのようなの書いてたの知りませんでした。もう一度三島文学を読みなおしてみる気になります。

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紙の本

爽快

2015/09/27 14:26

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hana - この投稿者のレビュー一覧を見る

今まで三島作品を読んだことがなかった。帯に「まだ読んでいない人は損をしている」と本屋さんからの推しが書かれているのを見て手に取った。非常に読みやすく、文学だな〜と感心させられる描写の美しさに爽やかさを覚えた。ストーリーの爽快さと、捨て身で生きることの爽やかさが相まって寝ずに読んだ。

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紙の本

タイトルに惹かれて

2017/07/16 10:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:卯月 - この投稿者のレビュー一覧を見る

自殺未遂に失敗した主人公が命を売ることを商売にする話。
自分で売る命は惜しくないが、勝手に殺されるのは嫌という心理は分かるような気もする。
それぞれの依頼が、なんだかユーモアを含んでいる。
最後の方で意外な展開が待っており、主人公がどうなったか気になる。

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紙の本

奥深さ

2015/12/13 01:27

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

三島由紀夫というのは、本当に凄い作家だったと思う。自殺に失敗した男が、ならばと「命売ります」の広告を出し、外国人やら女吸血鬼とかかわる。一見、ユーモラスで、いや、実際、そうした描き方をしている部分もあるのだが、終盤に向かうにしたがって考えさせられてしまう。「憂国」を書けば「潮騒」も手掛け、「朱雀家の滅亡」という名戯曲、はては「サロメ」の翻訳戯曲まで、どれをとっても一流。「プレイボーイ」誌に本作を掲載した2年後、自衛隊市ヶ谷駐屯地で退院の決起を呼びかけ、自決した生き様ともつながりがあるような…

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紙の本

テンポよく

2015/11/21 12:59

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:雪夢 - この投稿者のレビュー一覧を見る

テンポよく進むし、続きが気になってどんどん読める。内容も奥深い。

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紙の本

面白い作品

2015/10/31 21:57

2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:けのび - この投稿者のレビュー一覧を見る

三島由紀夫というと、純文学で硬派なイメージの作品が多いが、エンターテイメント小説として読める面白い作品だともう。

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紙の本

・・・?

2023/08/15 18:21

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る

三島由紀夫の作品は幾つか読んできましたが、確かに本書は異色でした。また、本書のタイトルが強烈であり、インパクトがあります。
 さて、肝心な本書の中身ですが、結末は私にはあっさりだった、という印象でした。但し、最初の老人に始まり数々の登場人物との出逢いが終盤に纏まってくるストーリーの回収は中々でした。
 読了後、三島の考える命とは何なのだろうと考えました。多分命に対する見解について三島は独特の考えがあるのだと思います。それが読み手の壺に嵌まれば、しっくりくるでしょう。

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紙の本

天才

2016/11/28 12:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:東行 - この投稿者のレビュー一覧を見る

三島の小説の中でも異彩を放つという事で購入。まずまずですが、代表作に比べると、やはりといった印象。別段読む必要無いと考えました。

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紙の本

深い

2016/02/16 12:02

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かりん07 - この投稿者のレビュー一覧を見る

さすがです。深い内容。結構難しかった。

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