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烏に単は似合わない (文春文庫 八咫烏シリーズ)
著者 阿部 智里 (著)
人間の代わりに「八咫烏」の一族が支配する世界「山内」で、世継ぎである若宮の后選びが始まった。朝廷で激しく権力を争う大貴族四家から遣わされた四人の后候補。春夏秋冬を司るかの...
烏に単は似合わない (文春文庫 八咫烏シリーズ)
烏に単は似合わない【新カバー版】
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商品説明
人間の代わりに「八咫烏」の一族が支配する世界「山内」で、世継ぎである若宮の后選びが始まった。朝廷で激しく権力を争う大貴族四家から遣わされた四人の后候補。春夏秋冬を司るかのようにそれぞれ魅力的な姫君たちが、思惑を秘め后の座を競う中、様々な事件が起こり…。史上最年少松本清張賞受賞作。【「BOOK」データベースの商品解説】
【松本清張賞(第19回)】人間の代わりに「八咫烏」の一族が支配する世界で、世継ぎである若宮の后選びが始まった。権力を争う大貴族4家から遣わされた4人の后候補。魅力的な姫君たちが、思惑を秘め后の座を競う中、様々な事件が起こり…。【「TRC MARC」の商品解説】
史上最年少松本清張賞受賞作
人間の代わりに八咫烏の一族が支配する世界「山内」ではじまった世継ぎの后選び。有力貴族の姫君四人の壮大なバトルの果て……。史上最年少の松本清張賞受賞作品。解説・東えりか【商品解説】
目次
- 序章
- 第一章 春
- 第二章 夏
- 第三章 秋
- 第四章 冬
- 第五章 再びの春
- 終章
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表紙が変わりました
2022/10/10 20:18
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:らんま - この投稿者のレビュー一覧を見る
新装版の表紙です。
私は前作の表紙が好きだったのですが…漫画のイメージが強い表紙絵です。
桜の描写がきれい。
あせびの君の視点で語られる本作は、最後にド肝をぬかれるミステリー小説です。
紙の本
だまされました
2021/04/30 21:53
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヤマキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る
書き出しからは、世情に疎いお嬢様が宮中で苦労しながら成長するというお約束パターンかと思っていました。人物相関図を頭の中でイメージしてみても、お約束の意地悪キャラとかわかりやすいと思っていました。
ところが、だんだんその構図が怪しくなり、最後には気持ちよく「だまされた!」となりました。
紙の本
独創的な設定
2021/02/28 10:54
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぷちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人に変身できる烏の一族という、独創的な設定に惹かれて、読みました。
后の座を争う中で起こる事件とありますが、事件は最後まで解決されず、放置の状態で話は進んでいきます。后の座を競ってはいますが、恋愛要素はほぼなし。最後の最後になって、すべての謎(伏線)が回収されます。
なので、読んでいる途中でモヤッと感じるところもありました。回りくどいです。
ですが、1巻は全体を通しての序章のようなもので、2巻から主人公を新たにしてスタートするので、2・3巻と読んでから判断してほしいです。独創的で、緻密な設定なので、巻を経るごとに設定が濃厚になって、面白くなっていきます。
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今後が気になる
2020/12/08 12:22
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:owls - この投稿者のレビュー一覧を見る
一気によみました。世界観は魅力的でひきこまれます。終盤の謎解きで驚かされましたが、いろいろ、納得できず、もやもやとした感情がのこりました。主人公に感情移入して読みたいので、受け入れがたいのかも。そこの展開で好き嫌いがわかれるのかな、とおもいました。が、よきも悪きも感情をゆさぶられるというのは、心に残ったということ。今後、どう展開していくのか読んでみたいと思います。
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真赭の薄かなぁ推しは
2020/07/23 13:08
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わに♂ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後ホラー読んでるのかとも思ったよ。それぞれの家が複雑なだけに読み進めるのが難しかったけど、綺麗な姫を想いながら読むのはとても楽しかった。
電子書籍
ファンタジーとは荒唐無稽にあらざる
2020/07/10 21:09
9人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ワシ - この投稿者のレビュー一覧を見る
・国語文法の破たん
唐突だが、図解なしには難解すぎる描写が多々。
唐突すぎて、主客の転倒や主述の多重ねじれも多い、流し読みでは追えず、じっくり読むと混乱する。
唐突に、送りがなが揺らぐのも気になる。ATOKを使っているが「誤用」と怒っている。変換に任せて常用外の漢字を誤用したがるの悪い癖。
唐突だけど、どうしてどの人物も“唐突に“動き出すのかが分からない。
作文にお金を払うつもりはないので -1。
・古典知識の貧弱さ、考証の甘さ
ファンタジーには徹底した世界構築が必要だが、バックボーンは貧弱だ。
作者は“八咫の烏“を知らずに書いているが、わが国で神様のお使いと異なるのなら、そこは頁を割いて説明が必要だろう。
唐がない世界の唐衣、蘇がない世界の蘇芳、呉がない世界の呉服とは?
大荷物を軽々と離陸させられるのに車が発展したなんて、技術屋からしたら「あり得ない」。
細かな設定の齟齬はファンタジーには付き物だが、そこを突破できる勢いもない。-1
・凡庸な展開
王朝絵巻か、あせびの立身伝か、最終的にどちらでもないのだ。
巻頭から少し読めば、金烏が全てを持って行く結末が見えてしまう。
正直この程度の作品ならライトノベル文庫で死屍累々である。加藤みどりが棒読みで「なんと言うことでしょう」と言うでしょうと思うくらいに芸がない。
・後に続かない事を祈る
松本清張賞はミステリー・推理小説以外はエラい凡作・駄作が多く、本シリーズが筆頭であろう。
もっと良質な読書体験を重ねて頂きたいと願うものである。
本作を読んで「この程度でも賞が穫れる!」と駄作が続かないことを…、なーんて思っていたら「なろう系」とかいうゴミまであらわれる始末。
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世界観
2020/07/01 13:40
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本当はシリーズ2が読みたいなぁと思ったので、こちらを購入したというのが正直なところです。(これだけだったら買わなかったかも)
女性たちの世界はちょっともったりした感じで読んでいたのですが、最後の展開に唸ってしまいました。
この展開は賛否(好嫌)分かれると思いますが、そうくるかって感じではありました。
最初に読みたいって思った『烏は主を選ばない』と平行(表裏)になっているので、読んで良かったと思います。
また、両方読んで欲しいと思います。
八咫烏という存在が世界観を作っているので、人とは違う部分(変身するところとか)も興味深い作品です。
電子書籍
一巻で終わらず二巻まで読んでほしい
2020/04/30 21:34
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うれい - この投稿者のレビュー一覧を見る
再読。何度も読みたくなるファンタジーというと限られてくるが、八咫烏シリーズはその中のひとつ。もしまだ読んだことない人がいたらぜひ読んでほしい。雅な表紙からは想像もできない世界が待っている。2回目でも、「彼女」がどこまで事態を掌握していたのかがわからない。底が見えない怖さが「彼女」にはあって、本当に何もかも知っていてやったうえでああ振る舞っていたのだとしたら恐ろしい。
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あれあれあれ?!
2020/02/16 00:50
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:usako35 - この投稿者のレビュー一覧を見る
3分の一ほどは ゆるい女子のやりとりに あ、失敗だったか。。とガッカリしながらも、とりあえず読もうとすすんでいったら、『!!』なにこの展開! と途中からもう夢中。あぁそうなの?そうなの?と読み返してみたり楽しめました。そしてその後のシリーズ一気読み。架空の世界も、時代がかったものが好きな私には魅力的です。手にした方はとにかく最後まで読むことをおすすめします。久々のはまり本でした。
紙の本
八咫烏シリーズ、序章
2020/02/13 23:48
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うれい - この投稿者のレビュー一覧を見る
阿部智里、二十歳のデビュー作。表紙から想像される壮麗な宮廷、突如姉の代わりに登殿が決まり右も左もわからぬまま若宮の后候補として桜花宮にやってきた「あせび」。この豪華絢爛な世界で少女漫画的な世界が広げられていくのだ、入内するのは一体誰なのだろう、やはり純真無垢なあせびなのだろうか、と思いながら読み進めると見事に裏切られる。中庭で一羽の烏が死んだ頃から物語は一転。読み終えた後も怖気が止まらない。清純だと思っていたあせびは、得体の知れないものだった。ある意味“無垢”。和風ファンタジーとあるがむしろミステリー。
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小気味良い裏切り
2020/01/27 21:38
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
4人の姫君たちの
入内を巡る争い、
と思って読んでいたら、
最後の最後に
一気にカードがひっくり返ります。
これから始まる壮大な物語の
序章だったんですね。
時間からの展開が楽しみです!
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もうひとこえ!
2019/10/19 20:14
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀糸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
思ったより読みやすく、設定さえ頭に入ればサクサクと読めました。 情景等の表現がとても美しいし、場面の盛り上げ方がとても良くて引き込まれました。
残念だったのは、物語が3つ位に別れてしまっていて、どれも荒削りだったこと。 前半の、女達の争いや華やかさが愚かで虚しく、自分には合わなかったこと、です。
それでも、最後まで読んでみて、作者が何をしたかったのか? は分かったので、ナルホドなぁと思いました。
紙の本
とにかく面白い!
2019/05/21 19:26
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
とりあえず、読んだあと衝撃を受けました。
女子のバトルかと思っていたのですが、予想を裏切られ、またすぐに読み返してしまいました。
そのあとも何度も読み返したのですが飽きることはなく、新たな発見がありました。
ファンタジーですが、入りにくさはなく、この世界観にどっぷり浸かってしまいます。
忙しいときには読むことをおすすめしないくらい、面白いです!
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やっぱり予想通り
2019/05/20 20:20
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
時間があるときに手にとってみましたけど、やっぱり合いませんでした。なんというか、こういうのは反則だろうと思います。残念。
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まさかのジャンル変更
2019/04/26 23:07
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちびにく - この投稿者のレビュー一覧を見る
久々にファンタジー小説を読みたくなり、最初の数ページを読んだだけで購入。
権力渦巻く世界にドキドキしながら読み進めていましたが、途中からミステリー色が強くなり…まさかのどんでん返し。
それもそのはず、解説を読んだら松本清張賞受賞とは…と書いていて、そりゃそうだよな…と納得しました。
こういった、ジャンルが変わる?ような作品は初めてだったので、記憶に残る作品となりそうです。
続編も出ているとのことなので、ぜひ購入したいです。