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推理小説ビギナーにオススメ!難解すぎず、はじめてでも手に取りやすい本
推理小説に慣れていない人にとって、難解すぎる内容や感情移入しにくい登場人物の本には挑戦しにくいものです。そこで、理解しやすい謎解きや、コミカルな会話、親しみやすい性格の人物が登場するものを厳選しました。「次はきっとこういう展開になるだろう」と予測したり、クスッと笑ったりしているうちに、いつの間にか推理小説のとりこになっているかもしれません。
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火車 改版
宮部 みゆき(著)
「借金」という社会的に関心の高いテーマを題材にしている本書。推理小説がはじめてでも、そのテーマのおかげで感情移入しやすいのではないでしょうか?1人の刑事が、ある女性の行方をひたすら追い求めていくのですが、次々に明かされる真実にページをめくる手が止まりません。所々で「自分ならばどうするだろう」と考えさせられます。
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ある無人島に閉じ込められた男女が、何者かによって次々と殺されていくストーリー。「犯人がわからない」というのがとてもスリリングで、推理小説に慣れていなくてもスルスルと読み進めてしまいます。著者はミステリーの女王 アガサ・クリスティで、文体の読みやすさにも定評があります。
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謎を解き明かす2人の中心人物のキャラクターが秀逸で、ドラマも大ヒットした小説です。「病院」という身近な場所を題材としているので、舞台をイメージしやすいでしょう。患者を守るべき医者がなぜ犯罪に手を染めたのか?意外な真実と人間くさいドラマに、思わず時間を忘れて引き込まれてしまいます。
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「超」がつくほどのお嬢様である麗子と、その執事である影山が事件の謎に挑むストーリー。終始コミカルな雰囲気で進んでいくので、推理小説に対して「堅そう」というイメージのある人でも読みやすいです。使用人なのにお嬢様に対して毒舌な影山や、ユニークな警察の面々など、見どころも満載です。
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