ブックキュレーターhonto編集員
小説を読んでモテる男に!「粋な男」について学べる池波正太郎の本
池波正太郎といえば「鬼平犯科帳」や「仕掛人・藤枝梅安」シリーズなど、時代や世代を超えて愛される小説を次々に生み出してきた作家です。そして、その小説には「粋な男」が数多く登場することが特徴として挙げられます。池波正太郎自身が魅力ある粋な人物だったそうなのですが、ここでは「粋な男」について学べる池波小説を紹介します。
- 16
- お気に入り
- 7748
- 閲覧数
-
主人公は剣の達人である隠居した老剣士・秋山小兵衛とその息子の大治郎。小兵衛の弟弟子で大治郎の師匠である嶋岡礼蔵の果たし合いを通して、「剣客の宿命」について小兵衛が大治郎に説いていきます。普段は風雅に生活しながらも、剣客としての宿命を覚悟している小兵衛の生き方に「粋」を感じることができるでしょう。
-
「鬼平」と恐れられる長谷川平蔵の妻・久栄。本書に収録された1編「むかしの男」では、久栄の元彼である近藤勘四郎との因縁により事件が起こります。盗賊となった近藤と対峙した平蔵は、近藤が昔の久栄のことを話しても動じることなく堂々と妻への愛を語るのです。その姿がまさに「粋」。女性の愛し方にも粋な方法があることがわかります。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です