ブックキュレーターhonto編集員
閻魔さまの補佐官は実在する!? 冥府のお役人・小野篁を知れる本
この世で死んだら地獄に行き、閻魔さまの裁判がある。そんな話を聞いたことのある人も多いかと思います。その閻魔王には補佐官がいる、という逸話があるのをご存じでしょうか。その補佐官と言われる「小野篁(おののたかむら、平安時代に実在した人物です)」が登場する、歴史の史料や教科書とはひと味違う「篁」が知れる本を紹介します。
- 28
- お気に入り
- 18064
- 閲覧数
-
舞台は現代の京都。ちょっとかわった図書館の館長が、冥官・小野篁です。成仏せずにこの世に留まってしまった「道なし」たちを天道へ導くお話ですが、悪鬼と戦ったり調伏したりするわけではありません。やさしくてお人よしの幽霊たちをやさしい人々が成仏させる、ほんわかしたファンタジーもののライトノベルです。
-
平安時代が始まったばかりの頃が舞台。嵯峨天皇の宮廷で、美貌と柔らかい物腰で大人気の役人・小野篁17歳。しかし彼にはもう一つの顔がありました。夜になると秘宝を携えて、都を跋扈(ばっこ)する悪鬼や妖怪たちを退治していたのです。幼馴染の武官・橘融(たちばなのとおる)や帝と一緒に、都を怪異から守る歴史伝奇絵巻をご堪能ください。
-
六道と書いて「りくどう」と読みます。平安時代が舞台のファンタジーです。昼は嵯峨天皇に、夜は閻魔さまに仕えている青年・小野篁。彼が京の都を怪異から守るために奔走する様子が描かれています。しかし一向に止まない災厄。怨霊の正体は一体・・・。この本で篁は、生真面目な青年として描かれています。
-
電子書籍だけで読める歴史ファンタジーです。舞台は初期の平安時代。少年官吏である小野篁は、ある日、帝が突然設置した「妖怪たちのための相談処」の相談員に命じられてしまうのです。小鬼や幼馴染の春明と一緒に、ちょっと情けない妖怪たちのお悩み解決に走り回ります。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です