ブックキュレーターhonto編集員
音楽を聴いたときの感動を読書で体験!音を奏でる人が登場する小説
当たり前ですが文章からは音が出ません。でも、音楽を聴いたときの感動を文章で体験することはできます。登場人物が音楽を奏でていたり、「音楽」が主題になっている小説では、音楽に対する高い情熱が込められているものです。ここでは、音楽を奏でる人が登場する小説を紹介します。音楽を聴きながら読めば、より感情移入できることでしょう。
- 19
- お気に入り
- 3927
- 閲覧数
-
作家の鈴木いづみとサックス奏者の阿部薫、個性あふれる2人を描いた実名小説です。このカップルは「和製シドアンドナンシー」と言われるほど破滅的な恋愛をしたことで知られていて、本書ではその恋愛の全貌が描かれています。阿部薫の狂気の演奏についても書かれているので、彼が手掛けたジャズを聴きながら読むのがオススメです。
-
ピアニストを目指す少女・香月遥を主人公にしたミステリー小説です。数多くの曲が登場しますが、印象的なのはやはりタイトルにもなっているドビュッシーによる「月の光」です。クラッシック音楽を聴きながら読めば、小説の世界観にどっぷり浸かることができるでしょう。最後のどんでん返しも注目です。
-
伊坂幸太郎による連作短編集で、売れないパンクバンドのレコーディングのシーンから物語が始まります。バンドにとっては最後のレコーディングなので悲壮感が漂っているのですが、その後いろいろな偶然が重なることで、そのときレコーディングされた曲が時空を越えた奇跡を起こします。音楽のもつ力を感じることができる物語です。
-
ドラマや映画、アニメにもなって、クラシックを一般的に広めることになった人気コミックです。主人公・のだめは天才的なピアニストでありながらも音楽以外では抜けたところがあり、彼女が起こす騒動がコミカルに描かれています。楽器や楽曲の知識も自然と身につくので、クラシック初心者の方にもオススメの一冊です。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です