ブックキュレーターhonto編集員
子どもに返った気持ちで考えよう!子どもと一緒に哲学できる本
「どうしてぼくは、ぼくなのか?」「どうして悪いことをしちゃいけないの?」「死んだらどんなるの?」など・・・。幼少の頃に考えたことがある問いに、答えのないまま年を重ねてはいませんか?そして今度は自分の子どもに聞かれて、何と答えたらよいか戸惑っていませんか?そんなときに子どもと一緒に考えたい、哲学ができる本を紹介します。
- 18
- お気に入り
- 1842
- 閲覧数
-
中学生の翔太が日々のなかで感じた「どうしてぼくは特別なのか?」「心ってどこにあるの?」などの問いに、心を見通す力のある猫のインサイトが哲学的に解説します。ファンタジーのような読みやすさのなかに、子どもも大人も立ち止まって考えるべき問いが詰め込まれています。哲学は身近にあるものだと、子どもに伝える一冊です。
-
子どもの難問 哲学者の先生、教えてください!
野矢 茂樹(編著)
「神様はいるのかな?」「悪いことってなに?」など、誰もが子どもの頃にふと浮かんだであろう22の問いに、日本の著名な哲学者23人が意見を述べています。哲学的な考え方を知ることで、疑問をごまかさずにきちんと自分で考える姿勢と、子どもの論理的考察力の土台をつちかうことのできる本です。
-
哲おじさんと学くん 世の中では隠されているいちばん大切なことについて
永井均(著)
日本経済新聞で連載された、哲おじさんと学くんの問答をまとめた一冊です。「私が私であるとはどういうこと?」「なぜ自殺してはいけないの?」などの学くんの問いに対して、哲おじさんは哲学的に議論を繰り広げ、そしてまた新たな疑問が生まれていきます。幼いときに学くんと同じ問いに悩んだ大人にもためになる、哲学入門書です。
-
-
パラレル同窓会
藤子・F・不二雄(著)
『ドラえもん』の藤子・F・不二雄が描く、ブラックユーモアを含んだ大人向けのSF短編集です。タッチは『ドラえもん』でありながら「パラレルワールド」や「自分にとっての価値」など考えさせられる結末ばかりです。漫画が好きな子どもと共有して読んで感想を言い合えば、それだけで哲学になる一冊です。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です