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家族の幸せために「主夫」という選択を検討!?専業主夫を知るための本
男性が家に入り家事や育児をする専業主夫の家庭は、年々増えています。年収や健康上の理由、妻の転勤など、きっかけはさまざまでも目的は一つ、家族が笑って幸せに暮らすことです。そのための戦略としての「主夫」という選択肢を前に、その生活について知るための読む本を集めました。男女の役割にとらわれない家族の形がわかります。
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責任をもって主体的に家事・育児をする「主夫」は増えています。その歴史をはじめ、病や妻の海外赴任など主夫を選択した経緯や子育てへの考え方、そして大黒柱となった妻たちのリアルな声が紹介されています。性別としての役割分担を乗り越え、現代の夫婦が幸せに暮らすための柔軟な戦略としての主夫家庭を考察した一冊です。
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主夫になってはじめてわかった主婦のこと
中村 シュフ(著)
性別に関わらず家事・育児を切り盛りしている人を「シュフ」、そうでない方を「非シュフ」という考え方を提示する著者である主夫芸人。彼が自らの生活をもとに、シュフと非シュフが相互理解を深め、幸せに暮らすための教訓を綴ったエッセイです。『男にできない家事はない』と断言し、家事や育児の秘儀、男が家庭に入るメリットも記されています。
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パパは専業主夫
キルステン・ボイエ(作) , 遠山 明子(訳) , 平野 恵理子(絵)
専業主夫を選択するうえで気になるのが子どものこと。この本は、思春期の娘の視点から専業主夫を見つめたドイツの児童文学です。ママの仕事再開と3人目の子どもの誕生が重なり、教師であるパパが育児休暇を取って専業主夫になります。世間の目や、パパとママの衝突、弟の家出などの困難を家族が向き合い乗り越えてゆく物語です。
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主夫と生活
マイク・マグレディ(著) , 伊丹 十三(訳)
有名な新聞のコラムニストであった著者は、妻が事業に成功したことがきっかけで仕事を辞め、1年間主夫になります。料理や掃除、育児、夫婦間の不満に悪戦苦闘しながらも主夫の目線で主婦と家庭について考え、1年後には新たな結婚契約を結びます。それは家族全員が互いの自由を尊重し、平等に責任をもって家事をまっとうするというものでした。
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