本の世界に没頭したい女性必見！素敵な大人の女性による読書案内書

東京のとあるサロンで開かれた読書セミナーの記録をまとめた一冊。小林エリカの「アンネ・フランク著『アンネの日記』を読む」、阿川佐和子の「フランソワーズ・サガン著『悲しみよこんにちは』を読む」など、さまざまな分野で活躍する10人の大人の女性が、少女時代に読んだ古典を紹介します。出てくるのは名作ばかりなので、外れの心配は無用です。

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小川洋子と平松洋子の少女時代から思春期、大人の女性に至るまでの人生を振り返りながら、「出会い」「旅立ち」などテーマごとに選書し紹介しあう対談形式の読書案内。ともに岡山出身で18歳で上京、そして読書好きと、共通点の多い2人の「洋子さん」の対話に引きこまれながら、読みたい本に出会うことができます。

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著者が6年間にジャンルを問わず読みあさり、『読んでみておもしろかった』と感じた本をまとめた読書感想文集です。さまざまな観点から綴られたブックレビューがびっしりと詰め込められていて、膨大な情報量ながらエッセイのように楽しめる一冊。思わず続きを知りたくなるあらすじに惹きつけられ、読みたい本がぐっと増えます。

女優であり、「永遠のアイドル」ともいえる小泉今日子の10年間の書評集です。『生きることは恥ずかしいことなのだ。私は今日も元気に生きている』と始まる書評は、エッセイのように著者の生活や人生観を交えた表現力豊かな言葉で綴られています。彼女に勧められるがままに、その本を手に取ってしまうような説得力ある書評です。

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『ひとりの人を理解するまでには、すくなくとも、1トンの塩をいっしょに舐めなければだめなのよ』という姑の言葉を著者は本との関わりに用い、本とじっくりと向き合うことの大切さを語ります。『本を読むことは生きることと同じ』と語り、1998年に他界するまで生涯にわたって本を読み続けた当代無比の書評家による読書日記です。