ブックキュレーターhonto書店員 高橋
18歳の本
2016年から選挙権年齢が「18歳」以上に引き下げられ、18歳という年齢が注目されました。まだ18歳になってない人、18歳ってどんなイメージですか?いま18歳の人、幼い頃に考えていた18歳と比べて、どうですか?既に18歳を迎えた人、あの頃はどんな気持ちで毎日を送って世の中を見ていましたか?18歳をテーマに、いろいろな18歳を揃えました。
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国外のニュースを見ていると、宗教や人種が問題根底にあったりして、日本という島国で過ごしていると、なかなか何が悪で何が善で何が問題なのか、掴みずらかったりします。この本では、歴史の時間の流れを通してその時々の世界で起きていた問題と日本との因果関係や同時代性を柔らかい語り口で解説しているので、教科書ではないけど教科書より詳しい世界史の知識が身につき、明日からのニュースの見方が変わりそうです。
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東巻を読んだら、お次は西巻へ。中国との問題、IS(イスラミックステート)の問題、インターネットの問題、安保の問題など、身近な話題を中心に、日本と世界の関係性とその背景をわかりやすいストーリーで描き出していきます。
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1960年(昭和35年)に発生した、17歳の少年による浅沼稲次郎日本社会党委員長刺殺事件。この犯人をモデルとした、短編小説「セヴンティーン」。発表当時物議を醸し、続編は雑誌に掲載された後単行本に掲載されない幻の作品となりました。作品の中で、少年はかなり「ダメ」なタイプの人間として描かれています。世間に認められたい、自意識過剰な思春期の姿を赤裸々に描いた一冊。
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これぞ青春!なさわやかな一冊。舞台は高校生活最後の学内イベント「歩行祭」。全校生徒が夜を徹して80キロを歩くそのイベントは、朝始まり翌朝のゴールで終わります。この間の登場人物の会話や心情の変化はまさに青春のひとこと。すでに青春が遠い昔となった大人にもオススメしたい一冊です。
ブックキュレーター
honto書店員 高橋大学で日本史を専攻。卒業後、新卒で丸善(株)に入社し、丸の内本店の医学書売り場書店員として2年間ほど手作りPOPで専門書と読者の距離を縮めることに心血を注ぐ。その後、本部にて採用・教育など人事畑を歩んだ後、「honto」の立ち上げに参画をきっかけにネットの書店員として本の売り場にカムバック。そんなわけで古文書、医学書、人事関連書籍への愛着を強く持つ。人をつなぐ「本」と「酒?」をこよなく愛する30代女子。
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