ブックキュレーターhonto編集員
知識を知れば、より味わえる!ロックがもっと楽しくなる本
音楽の巨大ジャンルである、ロック。ギターを中心とするバンドサウンドは、聴けば自然と胸が高鳴るもの。ジャンルの細分化が進んだ現代、ロックとはなんぞや?と考えてしまう人もいるのでは?そこで、ロックの造詣がさらに深まる本を集めました。感性だけでなく、知識に裏打ちされたロックは、また新たな表情を見せてくれるはずです。
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大衆音楽史 ジャズ、ロックからヒップ・ホップまで
森 正人(著)
ロックも人の子、木の股から生まれたわけではありません。ロック勃興以前にも、もちろん音楽は存在し、それらはロックの誕生にも大きく関わっています。たとえば、黎明期のロックにはブルースの要素が散見されました。ジャンルにくくられずに音楽史を知ることで、ロックの音楽的教養もまた養われます。
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ロック・ギタリスト伝説
萩原 健太(著)
初期のロックバンドに欠かせない花形といえば、ギタリストです。生きざまからライフスタイルまで、とことんロックンロールであった23人の伝説が、本書に収録されています。サウンドの背景にあるバックボーン、思想を読み取ることで、また違った角度から楽曲をとらえられるようになります。
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ロックの熱狂的なファンであっても、邦楽のロックはからっきし・・・という方もいるかもしれません。趣向は人それぞれですが、聴いてもいないうちから批判的になるのは、もったいないことです。本書は、日本におけるロックの変遷を黎明期から近代まで描いていて、今後の展望までもが見える圧巻のボリュームがあります。
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音楽評論家のピーター・バラカンが、ロックに対する情熱をストレートに表現した本。ロック音楽のなかでも、比較的ポピュラーな名盤を紹介しています。「ロックは人生のすべて」と豪語する著者の、楽曲に対する熱い評論文を読めば、少しロックから遠ざかっていた人でも、また熱にあてられることでしょう。
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