ブックキュレーターhonto編集員
そうだ、姫路に行こう!観光を彩る文化・物語に魅了される本
兵庫県で第2位の人口、商工業を誇る都市、姫路。2015年に大改修を終えた姫路城を筆頭に、大河ドラマの舞台になったことでも有名で、知名度が上昇している都市の一つです。しかし、姫路の魅力はそれだけではありません。知られざる姫路の魅力あふれる本を読めば、観光の充実度は激増すること間違いありません。
- 3
- お気に入り
- 2075
- 閲覧数
-
灘の男
車谷 長吉(著)
姫路といえば「灘のけんか祭り」も著名です。また、灘以外でも姫路を中心とする播州地域では、秋祭りが非常に活発です。本書では灘の祭りを中心に、気風のいい荒くれな男たちの魅力が描かれていて、こと伝説的な2人の豪傑を中心に波乱万丈な人生が描かれています。秋の姫路にまつわる魅力をご堪能ください。
-
書写山 新訂
寺林 峻(編)
古代より霊験あらたかな聖地として、信仰においての重要な役割を担ってきた書写山。映画『ラストサムライ』のロケ地としても有名です。書写山の歴史、書写山に縁の深い歴史的人物との関わりが記されている本書。「西の比叡山」と名高い霊山に興味のある方も、ぜひともご一読ください。
-
時代小説の御大・司馬遼太郎が描く、黒田官兵衛の物語です。牢人の子でありながら、突出した才能で22歳にして家老と成り上がった黒田官兵衛。しかし、播州の小寺藩という小さな枠組みで生涯を終えることに疑問を持った官兵衛。彼の才能と葛藤がぶつかり合うさまが、姫路の地を中心に克明に描かれています。
-
皿屋敷 幽霊お菊と皿と井戸
横山 泰子(著) , 飯倉 義之(著) , 今井 秀和(著) , 久留島 元(著) , 鷲羽 大介(著) , 広坂 朋信(著)
幽霊のお菊が毎夜、井戸の裾で皿を数える「皿屋敷」は、日本でも屈指の知名度を誇る怪談です。皿屋敷には日本各地で類似の物語がありますが、播州皿屋敷はこと有名で、原典とされる「竹叟夜話」も播州を舞台にされています。日本古来の怪談の舞台としての、姫路の少し違った表情が本書では見受けられます。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です