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政治に興味を持った人へ、はじめての政治学入門
世の中の動向に目を向けたとき、嫌でも目に入ってくるのが政治の世界です。国内では国会、選挙、投票。海外では大統領選、外交問題など、ニュースは政治であふれています。大胆に表現すれば、政治とは世界そのもの。政治を知ることは、つまり世界を知るということ。世界に目を向けはじめた初心者にオススメの本を紹介します。
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「池上彰」式の政治入門書。身近な日本の政治制度を中心に、学校で学ぶ基本的な内容からあらためて学習できます。あくまで中立的な事実のみが書かれている点、終盤では「ねじれ国会」や「大阪都構想」などのニュースで聞いたことのある問題を例に解説している点が、他の本よりもより入門書としての価値を高めています。
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100の地点でわかる地政学
パスカル・ゴーション(編) , ジャン=マルク・ユイスー(編) , オリヴィエ・ダヴィド(ほか著) , 斎藤 かぐみ(訳)
外交問題を考えるうえでは、地政学への理解が必要です。資源、紛争、勢力と対立など、国際的な問題を地理から読み解く学問において、本書は世界で重要な100のスポットについて解説しています。世界地図とともに本書を紐解けば、世界の政治情勢について、はっきりと見えてくるようになります。
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日本の政治の内幕を知ることで、表面上だけでなく多角的な視野から政治を見つめられるようになります。本書は表題にあるように、審議員として内閣勤務の経験を持つ男性が、国家の裏側を記録しています。国内の問題に日頃から疑念を抱いている方などには、特にオススメします。
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自由、平等、正義。政治的な問題に関する主義・主張を、哲学的にとらえた一冊。なぜ政党が複数あり、意見が対立するのか。それは政治に関する解釈や思想が異なるからです。政治的な意見を述べる前に、まずは既存の政治哲学を学んで、見識を深めることが必要です。
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