ブックキュレーターhonto編集員
行きづまったときにどうぞ。主人公もうまくいかないけれど、心をほぐす物語
行きづまった、ちょっとしんどいときは、心が肩こりみたいに縮こまっていないですか?そんなとき、心をほぐす本はいかがでしょう。紹介する小説の主人公たちは皆、少しうまくいっていません。物語の最後でも、あまりうまくいってないです。でも、少しだけ希望がさしています。そんなお話をどうぞ。
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便利屋を営む多田と、そこに転がりこんできた高校の同級生の行天。2人はそれぞれ、過去に負った傷を引きずりながら生きています。淡々と描かれる便利屋の日常のなかで、そんな2人の心の変化が描写されます。その変化が劇的ではないのが、この物語の魅力。ゆったり流れる時間が心地よい連作短編集です。
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13階段
高野 和明(著)
意図せず殺人を犯した仮釈放中の主人公と、退職まぢかの刑務官。2人は、冤罪の可能性がある死刑囚の事件を調査することになります。刻々と迫る処刑の瞬間。この調査を依頼した謎の人物。さまざまな謎が結びついて解決されたとき、ほのかにさす希望の光が心を解放させます。
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