ブックキュレーターhonto編集員
世間からは悪人呼ばわり・・・でも少し見方が変わる本
私たちはなぜ、悪人といわている人物を悪人として認識しているのでしょうか?学校での教育、メディアによる情報操作・・・私たちの知る悪人は、本当にただの悪人だったのでしょうか?そこで、歴史の裏側や悪人の内面が描かれた、彼らの見方が変わるかもしれない本を集めてみました。今まで見えていなかった彼らの「裏」の顔を知ることになるでしょう。
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2011年8月にアドルフ・ヒトラーが復活した。平和なベルリンのなかで目覚めた彼は、自殺したことを覚えていません。周りの人間は彼をヒトラーのモノマネ芸人と思い込み、発言のすべてをブラックジョークだと勘違いする・・・。ユダヤ人を虐殺し、戦争へ人々を先導したアドルフ・ヒトラーの人物像に迫る傑作コメディです。
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天下分け目の合戦「関ケ原」の裏側を描いた、司馬遼太郎の傑作。東軍の将は江戸幕府を開いた徳川家康。織田信長、豊臣秀吉と並び称される人物です。では西軍の将・石田三成はどのような人物だったのでしょう?石田三成の視点で関ケ原を描いた本書では、悪人とは程遠い、忠義に熱く正義の人である三成の姿が垣間見えます。
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戦国時代、瀬戸内海を荒らしまわった「村上海賊」の娘・景の視点で、織田信長の石山本願寺侵略を描いた小説です。海賊といえば海岸沿いの村を襲い、略奪を繰り返す悪漢のイメージですが、この時代の海賊は海を領土とする武将のような存在でした。驚くほど気持ちよく戦う彼らの姿に、海賊の印象は180度変わるでしょう。
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