ブックキュレーターhonto編集員
いつか来る日のために・・・子どもの目線で考える「親の終活」関連本
いつかは考えなくてならない、「親との別れ」。今は終活本やエンディングノートが多数発売されていますが、いざというときに困らないためには、子どもも一緒に「親の終活」について考えることが大切です。そこで、子ども目線で見たときにもわかりやすく書かれている本を集めました。まだ親が元気なうちに、本をきっかけに話をしてみてはいかがでしょうか。
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家族でコミュニケーションを取りながら最期を迎えられるように、葬儀や墓、エンディングノートの作り方について具体的な考え方がまとめられている教科書的な一冊です。親が倒れたときのシミュレーションなど、子ども世代が準備できることも書かれているので、考えるきっかけになります。
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終活についてのあらゆる疑問を一問一答形式でまとめた一冊。お墓選びのポイントといった基本的な部分をおさえているのはもちろん、「こんなお墓は迷惑」「葬儀を簡素化するメリットとデメリット」など、他の本では見落とされがちなポイントにも触れられているので、親子で深く考えることができます。
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終活をするうえで、お金や土地、お墓のことは話していても、意外と忘れがちな「デジタル関連」。家族写真などの保存場所、ネット銀行やカードの手続き、携帯電話料金、ブログやSNSの管理・・・本人しか知らないことはたくさんあります。親のデータとあわせて自分のものも整理すると、わかりやすいかもしれません。
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「終活」のなかでも頭を悩ませるのが、親の家の片づけ。本書には、「サザエさん」でお馴染みの磯野家長男・カツオが、実際に実家の片づけに遭遇した場合に起こりうる問題と、その解決法がまとめられています。自分に置き換えて読むことで、必要になったときに実家の片づけがスムーズに進むことでしょう。
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70代の両親と3人の子どもという構成の桜井家を舞台に、介護と終末医療に向き合う子どもたちの葛藤と決断が描かれます。父が脳梗塞で倒れ、介護する母に脳腫瘍が発覚。自分ならどうするか?と、置き換えて読み進められます。親世代が読んでも、エンディングノートに書いておくべきことが理解できるので、参考になります。
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