ブックキュレーターhonto編集員
毎日いろいろあるけれど「よし！私も頑張ろう！」と思える日記本
いまやブログ、ツイッター、インスタグラムといったSNSで毎日たくさんの情報が更新されて発信されていますが、1日を綴った日記というものは、特別なものではないでしょうか？作家や漫画家の日常が垣間見られたり、クスッときたり深くうなずいたり、ヒントをもらったり・・・。そしてさりげなく「私も頑張ろう！」と思える日記をご紹介します。
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あたらしい東京日記
服部 みれい（著）
人気雑誌『murmur magazine』の編集長でありながら文筆家として人気作を生み出す服部みれいの、みずみずしく生命力にあふれる日記です。執筆にバンド活動、男女問わないモテモテぶりなどは「都会でバリバリ働く女性」の見本。ですが、素朴さや素直さ、正直さを常に忘れない魅力には学ぶもの、得るものが多い一冊です。
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詩人そして作詞家として長年活躍している銀色夏生の、超ロングセラー日記本です。クールにみえて情熱家、個性派な著者と娘カンちゃん、息子サクくんのなにげないやりとりには、ほのぼのさせられたりハッと気づきがあったり・・・。幅広い世代、立場の人が楽しめます。普段の1日が宝物であることを教えてくれる一冊です。
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直木賞作家・山本文緒による、タイトル通り再婚生活とうつ病との闘いについて丁寧に綴られたエッセイ風日記。小説家ならではの観察力、分析力はさることながら、戸惑いもがき苦しみながら、ささやかな幸せに感謝し前進する姿に心打たれます。壁にぶつかったとき、大事な人がつまづいてしまい支えたいときにもオススメです。
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日記書いてる場合じゃねえよ
安野 モヨコ（著）
『ハッピー・マニア』『働きマン』が人気の漫画家・安野モヨコの超多忙＆ハイテンションな日常が綴られています。締切前のドタバタあり、二日酔いあり、破局あり！飾らないサバサバとした文体は読んでいるだけで元気と勇気がもらえます。甘いながらもしっかり刺激のある「エナジードリンク的存在の本」です。
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