ブックキュレーターhonto編集員
美しくも楽しい、日本語という「ことば」の味わい方を知る本
日本語ほど盛んに、ことば遊びが楽しまれてきた言語はあるでしょうか。「竹やぶ焼けた」「貴社の記者、汽車で帰社した」などのような、早口ことばや、駄じゃれ、謎かけなどから、古典により親しむ名文名句まで、ことば遊びの種類もさまざま。そんな「ことば」によって日本語に親しむ本を紹介します。
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さまぁ〜ずの悲しいダジャレ
大竹 一樹(著) , 三村 マサカズ(著)
ダジャレは「おじさんがいうサムいもの」と相場が決まっていますが、実は高度な「ことば遊び」の芸なのです。それを証明するかのごとく、「さまぁ~ず」の大竹がダジャレを発し、それを相方・三村が勢いだけでツッコむ本書。おもしろいネタから微妙なネタまで振れ幅は大きいですが、楽しいこと請け合いです。
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なぞかけ食堂 江戸のなぞなぞ なぞかけ博士ねづっちからの挑戦状
ねづっち(著) , bean(イラスト) , 藤井 昌子(イラスト)
芸人による「ことば遊び」の代表は、ねづっちによる「謎かけ」ではないでしょうか。「ピザ」とかけて「新聞」ととく、その心は?という具合に、食べ物をテーマにした謎かけが紹介されている本書。なぞかけの作り方と遊び方も収録されていて、自分でつくる楽しみもある一冊です。先の謎かけの心を知りたい方は、ぜひご一読を。
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本書は一時期、日本語ブームを巻き起こしたベストセラーです。「知らざあ言って聞かせやしょう」の歌舞伎、「春はあけぼの」の古典、「どっどどどどうど」の宮沢賢治など。各種ジャンルで、読んで気持ちがよく、誰もが親しんだ名文名句を集めた暗誦用テキストは、今も色あせない必読の一冊です。
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