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「犬を飼いたい!」と子どもが言ったら・・・?親子で読むペットの本
「犬を飼いたい!」テレビの影響か、友達の影響か。ある日突然、我が子がそんなことを言いだしたらどうしますか。ペットを飼うということは、「我が家に守るべき命が一つ増える」ということ。親も子も、そして、犬たちペットも幸せになれるように。子どもが動物を飼いたい、と言い始めたときに、親子そろって必ず読んでおきたい本を集めました。
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犬を飼いたくなったら
藤原 千尋(著) , 動物愛護社会化推進協会(監修)
「犬の飼い主になる」というのはどういうことなのか?その考え方から丁寧に説明してくれる本書は、犬を飼うと決めた親子にぜひとも読んでおいてほしいものです。しつけや健康面のアドバイスも充実しているため、犬を飼った後も何度も手に取る一冊となるでしょう。難しい漢字にはルビがふられ、子どもでも読み進められます。
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犬を飼う前に読みたい5つの物語
山本 十夢(文) , 谷口 富(絵)
次は、ユーモアと涙があふれる小説で、犬を飼うことの意義を学んでみましょう。童話のようにスラスラと読めるストーリーですが、そこに込められた大きなテーマは、大人が読んでも心震わされるものです。表紙の絵が印象的な本書は、「犬と人間が共に生きる」ことについて、もう一度深く考えるきっかけとなるでしょう。
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いのちの花 捨てられた犬と猫の魂を花に変えた私たちの物語
向井 愛実(著)
犬を飼いたいという子どもたちに、今、日本の犬猫たちの殺処分の現状を伝えることは、大人の使命かもしれません。本書は、NHKなど多くのメディアで取り上げられた、殺処分を失くすためのプロジェクトをまとめたものです。活動した高校生たちの思いは、歳も近いゆえに、きっと子どもたちの胸に強く訴えかけるでしょう。
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犬からの贈り物
下薗 莉惠(著)
殺処分の現状やペットを飼うことの大変さ。それは絶対に知っておいてほしいことですが、犬を飼うことはもちろんそんな苦労ばかりではありません。アニマルセラピーという言葉があるように、動物たちは私たちにたくさんの「贈り物」をくれるのです。「やっぱり犬がいるといいな」そう思わせてくれる、愛のこもった一冊です。
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家庭犬の医学 一家に一冊・獣医さんの本
川野 浩志(著)
犬を飼うことの大変さも素晴らしさも理解できた。「よし、いよいよ犬を飼うぞ!」と決めた親子には、最後にこの本を贈ります。これから大切な家族になる犬が長生きするもしないも、飼い主の毎日の心配りにかかっています。獣医さんがまとめたこの一冊を常に手元に置きながら、犬と一緒に過ごす新しい生活を始めましょう!
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