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憂鬱な雨を見る目が変わるかも!?しっとりした雨が物語の鍵を握る小説
乱れた心を静めてくれる雨、心をかき乱すような土砂降りな雨、心を沈ませる雨・・・人間の感情を大きく左右し、さまざまな顔を持つ「雨」が物語の鍵を握る小説を集めました。雨が降っているときに読めば、世界の何処かでこのような物語が繰り広げられているのかも?と思いを巡らすほど、物語の世界観に浸ることができるでしょう。
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亡くなった妻が「雨の季節に自分は必ず戻ってくる」という言葉を残したため、夫と息子は梅雨の季節を待ちわびています。ある雨の日、2人は妻のタイムカプセルを探しに森に行き、雨のなかで妻と再会します。ジメジメとした雨が美しく表現されており、この物語を読んだ後は、きっと雨を見る目が変わるでしょう。
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苛烈な第一次世界大戦の最中、軍兵に志願した米国人と現地の看護師との恋愛物語。幸せをつかむために奔放するものの、現実に翻弄され続ける男女の運命を描くなかで、あるシーンでは必ず雨が降ります。さまざまな感情の入り混じりが、言葉ではなく雨というシーンで表現されているため、解釈の幅が広がります。
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