ブックキュレーターhonto編集員
読んで入門!落語がもっと身近に楽しめるようになる本
落語に興味はあっても、敷居が高くて踏み込めない・・・そう感じている人の背中を押してくれる本を集めました。落語会や寄席の楽しみ方などの落語のイロハはもちろん、噺家の人間臭い魅力に触れることのできるエッセイや、古典落語の魅力を教えてくれるコミックまで、読めば落語がぐっと身近に感じられ、自分なりの楽しみ方を見つけられることでしょう。
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ま・く・ら
柳家 小三治(著)
噺家が演目を始める前に観客を和ませて、自然に本編に入っていけるようにするちょっとした小話、それが「まくら」です。噺家の個性が如実に現れるまくら、その名手といわれる柳家小三治のまくらを集めた本書を読んでいると、笑いをこらえるのがつらくなってくるでしょう。磨き抜かれた話芸と洞察力が、落語との距離を縮めてくれます。
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落語にアクセス
小野 幸恵(著)
生の落語に触れたいと思ったら、ぜひ本書を手に取ってください。寄席や落語会へのアクセス方法はもちろん、落語の舞台となることの多い江戸時代の風俗なども写真つきで解説されています。代表的な古典落語や落語家名鑑も収録しているので、これ一冊で落語のイロハを網羅することができるでしょう。
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笑点五〇年史 1966−2016
人気噺家が出演するテレビ番組『笑点』は家にいながら寄席の雰囲気を味わえ、人気コーナー「大喜利」には落語の楽しさが凝縮されているといっても過言ではありません。誰もが知っている笑点の爆笑の歴史をたどることで、自然と落語が身近になります。笑点メンバーの人柄や落語への熱い想いに、意外にも胸が熱くなってくるかもしれません。
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チンピラだった主人公が刑務所で観た落語が忘れられずに噺家を目指す姿を中心に、落語とともに生きる人々を描いた大人気コミックです。古典落語の名作がストーリーとリンクするように随所に散りばめられ、落語初心者でも艶あふれる絵の力を借りて、すっと「落語の世界」へトリップすることができます。
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