思わずハッとさせられます！人気脚本家が独自の視点で書いたエッセイ

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『寺内貫太郎一家』や『阿修羅のごとく』を手掛けた昭和を代表する脚本家・向田邦子によるエッセイ集です。彼女の卓越した人間の描写力には驚嘆させられます。不器用ながらも懸命に生きる身近な人たちを見守る著者の視線が温かくて、心地よく昭和へタイムスリップすることができるでしょう。

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『あまちゃん』や『木更津キャッツアイ』、『池袋ウエストゲートパーク』などの大ヒットドラマを手掛けてきたクドカンこと宮藤官九郎のエッセイ集です。日常の何気ない一言や舞台の脚本のセリフ、娘が放った一言など、著者の心に響いたセリフについて書かれた一冊です。彼が手掛けるドラマのようにくすっと笑え、テンポいい文章が並んでいます。

その時代を生きるキャラクターを鋭く、繊細に描く脚本家・山田太一のエッセイ集です。『ふぞろいの林檎たち』『想い出づくり。』『早春スケッチブック』など、昭和の名作ドラマに関するエッセイが数多く収録されています。ドラマを見ていなくても楽しめますが、読んだ後は話題に挙がったドラマのDVDが借りたくなること間違いなしの一冊です。

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『すいか』『野ブタ。をプロデュース』など、見ている人にそっと寄り添うようなやさしい世界観が魅力の脚本家・木皿泉。実は「木皿泉」という名前は、夫婦2人によるペンネームなのです。夫婦のちょっとした日常、脚本の創作に関すること、人気漫画家・羽海野チカとの対談など、木皿泉のドラマが好きな方にはたまらない一冊になっています。

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NHK連続テレビ小説『ひらり』や『私の青空』、近年では『エイジハラスメント』を手掛けた脚本家・内館牧子のエッセイ50編を収録。『心は顔の悪い女が磨くものだ』など辛口ながらもユーモアを交えた文章で、日常で感じた違和感に果敢に切り込んでいます。読んだ後はなぜかスッキリする、不思議な本です。