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忘れかけていた感情がわき上がる!心ふるわされる東野圭吾の小説
慣れない仕事に疲れてしまったり、なかなか社会に馴染むことができないと悩んでいる方は、ぜひ東野圭吾の小説を読んでみてください。現代社会では身近に感じることが難しくなっている家族愛や友人愛、師弟愛を確かめることができます。そして、読んでいるうちにきっと忘れかけていた感情がわき上がってくることでしょう。そんな胸を打つ小説を紹介します。
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天空の蜂
東野 圭吾(著)
自分が作った軍事用ヘリがテロリストの支配下にあり、そのヘリに最愛の息子が乗っていて・・・という設定で繰り広げられるサスペンスです。原子力発電所という特殊な場所を通して、主人公や犯人などがそれぞれの立場で抱いている、家族や親友への想いが描かれています。原子力発電所の存在について考えるきっかけにもなる小説です。
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人魚の眠る家
東野 圭吾(著)
もし自分の子どもが急に脳死状態になったら、それをすんなり受け入れることができるか?ということを、社会状況と併せて描いた小説です。娘の脳死判定を受け入れられない母親は、日本での子どもの臓器移植の実態を知り、国内で脳死患者からの臓器移植が進んでいない現状に疑問を感じ始め・・・。母が子を思う愛に満ちたお話です。
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カッコウの卵は誰のもの
東野 圭吾(著)
スキーの元オリンピック選手が娘の遺伝子を調べるところから始まる、スポーツビジネスをめぐるサスペンスです。東野圭吾の小説には、いつも思いがけないどんでん返しが用意されています。白銀の世界に舞い込んだ遺伝子の謎。そして親子の絆とは?娘の隠された謎までからんできて、読み手はぐいぐいと物語の世界に引き込まれてしまいます。
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ガリレオの苦悩
東野 圭吾(著)
人気「ガリレオ」シリーズの第4弾。偶然ある事件に巻き込まれた帝都大学准教授・湯川学が、事件の真相を追っていくうちに意外な真実を知ることになり、この事件をどう解決すべきか悩み始めます。ここで光るのが湯川の思いやりです。変わり者の科学者・湯川を通して、師弟愛や家族愛を感じることができるでしょう。
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