ブックキュレーターhonto編集員
夢を、理想を、人生を、あきらめないことで奇跡が起こることに気づかされる本
あきらめないことで奇跡を起こした人物に関する本を紹介します。ここで登場する彼らはもとから特別な才能をもっていたのではなく、いくつもの困難を乗り越えてきたのです。そして、支えてくれた周囲への感謝を忘れていないことがわかるでしょう。共通するメッセージは「あきらめないこと」。今、壁にぶつかっている人にオススメしたい本ばかりです。
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さかなクンは魚専門タレントであり、東京海洋大学名誉博士でもあります。この学歴社会で、大学を出ていないのに「魚が好き」の一心で研鑽した結果が、今の立場に表れています。そんな彼の初の自叙伝である本書では、さかなクンの人格がにじみ出ており、周囲の人に温かく支えられてきたことへの感謝が伝わってきます。
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小説ヤマト運輸
高杉 良(著)
関東地方の業者だった大和運輸が、大改革の末に、全国の配達を請け負う「クロネコヤマトの宅急便」になるまでを、綿密な取材をもとに描いた小説です。横暴な大手取引先との取引停止、運輸省・郵政省との攻防のほか、競合他社の卑劣な手口も・・・。それらの困難を乗り越え、顧客のニーズとクレームに応えて流通革命をなしとげた不屈の物語です。
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重篤な心臓病の老母を救うことのできる心臓外科医は、160キロ(百マイル)先の病院にいました。すべてを失ったダメ中年の息子がオンボロのワゴン車に母を乗せて、はたしてそこまでたどりつけるのか。赤の他人から温かい情を受ける姿に胸が熱くなり、そして最後には・・・。著者の体験にもとづく感動の物語です。
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あきらめない心 心臓外科医は命をつなぐ
天野篤(著)
30年で7200例以上の手術を担当し、成功率は約98%という心臓外科医・天野篤の自叙伝です。挫折や困難、危機を乗り越えて、それでも『心臓外科医があきらめることは患者が死ぬということ』だから、絶対にあきらめない覚悟をもって、医療の道を突き進んだひとりの医師の姿がここにあります。困難な道を切り拓いた熱いメッセージが綴られた本です。
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マエストロ、それはムリですよ… 飯森範親と山形交響楽団の挑戦
飯森 範親(監修) , 松井 信幸(取材・構成)
かつて「日本一小さなオーケストラ」と呼ばれた山形交響楽団。その常任指揮者に就任した飯森範親が、改革に改革を重ねて「山響」をクラシックファンが一目置く存在に育てていくさまを綴った本です。音楽というジャンルに留まらず、人生の目標に立ち向かう行動力が描かれており、誰もが勇気づけられる一冊になっています。
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