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嫌われもの?神の使い?カラスのイメージがちょっと変わる本
どこにでも現れる鳥、「カラス」。身近な存在の割に、苦手な人も多いのではないでしょうか?しかし『古事記』などの神話では、「神の使い」として描かれることも。そんな、カラスについてさまざまなイメージを膨らませた読み物を楽しめば、カラスの印象が少し変わり、興味がわいてくることうけあいです。
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カラスの教科書
松原始(著)
ゴミ出しをしていると、どこからともなくやってくる「カラス」。街中で見かける身近な存在のわりに、あまりよい印象を持っていない人も多いのでは?本書は、そんなカラスのイメージを変えてくれるはず。ポイントは、何といっても、かわいらしいイラスト。カラスの基礎知識、Q&Aなど、カラスについて詳しくなれる一冊です。
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日本最古の歴史書の一つ、『古事記』。ここに、カラスは「神の使い」である「八咫烏(やたがらす)」の名で登場します。昔の人が抱いたカラスのイメージは、神秘的なものだったのでしょう。「八咫烏」はどんな活躍をしたのか、ご存知でしょうか?神話ですが、漫画なのですいすい読めます。
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古代の神話に描かれるような、ミステリアスな一面を持つカラス。この物語の主人公は、人間ではなく『古事記』にも出てくる「八咫烏」の一族です。4人の姫君の華やかな宮廷生活を下敷きに、さまざまな事件が起こります。第19回松本清張賞受賞の作品とあって、ラストは意外な結末が楽しめます。
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