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息子・娘をやはり大学に行かせるべき?子どもの進路を考えるときに読みたい本
お子さんが大学進学を希望したとき、大学選びのアドバイスをすることはできるでしょうか?今の日本で大学へ進学する意味や、大学に行けば就職に有利なのかは、実はあまり知られていないことがほとんどです。そこで、大学・学部選びに役立つ本から、そもそも大学へ行った先に就職できるのか?といった根本的なことを考えさせてくれる本を紹介します。
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大学の学部学科の特徴がQ&A形式で書いてあり、お子さんの興味関心からオススメの学部学科を導くことができる本です。各学部を代表する著名な先生が書いているコラムがあり、ただの学部図鑑ではなく読み物としても知的好奇心をあおります。保護者だけでなく、学部選びに悩む学生本人や、教育関係者たちの基礎知識ともなる一冊です。
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なぜ、国際教養大学で人材は育つのか
中嶋 嶺雄(著)
一流企業の間で、国際教養大学の学生の取り合いが起きている、その秘密が書かれています。留年せず4年で卒業できる学生は5割、1年間の留学経験が必須など、そこだけ聞くと厳しすぎる大学に思われそうですが、だからこその就職率100%ともいえます。お子さんが易きに流されそうになったら、本書を参考にアドバイスするとよいでしょう。
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大学入試の実情について書かれた本です。学生募集に苦しむ大学が、生き残りをかけて大学名を変えたり、入試方式を変えたりして、その結果、どこかずれてグレーな部分の多い環境ができあがっていることがわかります。本当に行く価値のある大学選びをするためにも、お子さんがさまざまな情報に踊らされないように、読んでおきたい一冊です。
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若者はなぜ「就職」できなくなったのか? 生き抜くために知っておくべきこと
児美川 孝一郎(著)
大学生の就職活動を取り囲む状況について書かれた本です。親である自分たちが学生だった頃の感覚で、現在の「就活」を語ることはできません。「構造的に大学生全員が就職することは不可能」という前提があるなかで、大学卒業後の「就職」まで考えた進路選択をするためにも役立ちます。
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就職活動のバックアップも、大学選びの基準の一つになるのではないでしょうか。本書は元大学キャリアセンター職員が、内情を綴った本です。大学でお子さんがどのように就職サポートを受けるのかを知ることができます。就活の実態がわかり、この先、就活のアドバイスにも参考にもなるでしょう。
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