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親が認知症になる、もしものために。認知症への向き合い方を知る本
社会の高齢化が進んだ今、認知症は、多くの人が関わりを持つ可能性のある病。認知症の実際の症状は、いわゆる「ボケ」という状態からイメージするものとはだいぶ違っています。認知症とはどんな病なのか?といった初歩的な疑問から、自分の親が認知症になってしまったらどう向き合えばよいか?まで、やさしく答えてくれる本を紹介します。
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親が最近、急に感情的になったり奇妙な言動をしはじめたり、といったことはないでしょうか?認知症ケアの第一歩は、そういった細かなサインを決して見逃さないこと。本書では、親に認知症の疑いが出たらどのようなアクションを起こすべきか、ポイントを押さえて丁寧に解説しています。
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親の「老い」を受け入れる 下町医師とつどい場おばはんが教える、認知症の親をよくする介護
長尾 和宏(著) , 丸尾 多重子(著)
親はいつまでもしっかりしているもの、と無意識に思っている子どもは多いものです。でも、親もいつかは老いるもの。認知症をはじめとする老いによって生じる諸問題にどこまで対処していくかは、親子一緒に模索していくべき大切な課題です。いつかは来る親の「老い」と向き合う心構えを授けてくれる一冊です。
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認知症がはじまったお婆ちゃんを介護した体験をもとに書かれた、認知症ケア体験エッセイ。要介護認定調査のコツや、介護サービスの選び方など、体験者ならではの実際に役立つ情報が満載。つらくて大変な場面も多い認知症介護だからこそ、明るく笑えて、しかもためになる本書は必携です。
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認知症の患者数は2025年には700万人にものぼると予測されています。認知症介護は、多くの人が不安を抱く深刻な問題です。本書では、たとえ親が認知症になってしまっても、残された人生を幸せにまっとうしてもらう方法を模索します。認知症になっても怖くない、という安心が大きな道標になってくれます。
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高齢者の5人に1人は認知症になる時代。認知症になった高齢者は、自分が認知症であることを認めず、今までの生活を維持しようとします。「認知症患者にどうやって運転をやめさせるか」は切実な社会問題です。悲しい事故を未然に防ぐために、家族である我々に何ができるかを考えさせてくれる一冊です。
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