ブックキュレーターhonto編集員
読書で日本を旅しよう!日本各地の知られざる魅力を満喫できる文学作品
旅行したいけれど、忙しくて出かけられない!そんなときには、旅をしている気分になれる文学作品を読んでみませんか。日本各地の知られざる魅力を余すところなく描いた本を読めば、実際に旅をするよりも旅行気分を満喫できるかもしれません。美しい自然の姿や旅先での人々との出会いなど、旅ならではの楽しみが詰まった傑作を紹介します。
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吉野葛・蘆刈 改版
谷崎 潤一郎(作)
語り手である「私」とその友人・津村が、奈良県吉野を旅する様子を描いた谷崎潤一郎の小説です。当時の吉野の自然や人々の姿が叙情豊かな文章で書かれ、懐かしい日本の情景が目に浮かびます。津村の亡き母への慕情をめぐる物語が吉野の伝説や習俗を織り交ぜながら美しく歌い上げられ、谷崎文学の語りの醍醐味を存分に味わえます。
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津軽 改版
太宰 治(著)
太宰治が故郷津軽への旅をもとに書き上げた物語です。津軽の風土や子どもの頃の思い出、忘れられない人々との再会が時に明るく、時にしんみりと語られ、故郷に真正面から向き合った太宰治のひたむきな想いが伝わってきます。故郷津軽の姿をありのままに書きつくした、太宰治を語るうえで欠かすことのできない小説です。
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金沢・酒宴
吉田 健一(著)
金沢をこよなく愛した吉田健一が、その魅力を惜しみなく描き出した珠玉の中編小説です。お酒や料理、伝統文化の数々に彩られた優美な金沢の町が、味わい深い文体によって鮮やかに映し出されています。読んでいるうちに金沢の町並のなかへと迷い込んでしまうような、不思議な読書体験に浸ることができる名作です。
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紀州出身の著者・中上健次が紀伊半島を渡り歩いて、その土地の人々の姿を記録したルポルタージュ的な本です。においたつような生命力に満ちた人々の暮らしの描写もさることながら、紀州という土地の歴史や文化に刻まれた光と陰を暴き出す著者の鋭い眼差しは圧巻です。観光旅行では味わえないディープな紀州が描かれています。
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