ブックキュレーターhonto編集員
初心者にもオススメ!「日本語ラップ」のシーンを知るための本
「フリースタイルダンジョン」「高校生RAP選手権」などのテレビ番組の影響もあり、大きな盛り上がりを見せている「日本語ラップ」のシーン。その成り立ちや現在進行形の日本語ラップについて知ることができる本をピックアップしました。すでに日本語ラップが好きな方はもちろん、これから日本語ラップを聞こうと思っている方にもオススメの本ばかりです。
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2010年代の日本語ラップを語るうえで外せないのが、即興で自分の考えを披露していく「フリースタイル・ラップ」です。本書では、UMBという日本最大級のMCバトルの大会で2連覇をはたした、フリースタイル・ラップの伝道師がその秘訣を披露しています。目からウロコのテクニックが満載です。
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テレビ番組「フリースタイルダンジョン」に「モンスター」として出演している、人気ラッパー「漢 a.k.a. GAMI」の初自伝です。「そんなことまで言っていいの?」と思わず言いたくなってしまうリアルなエピソードが満載。日本語ラップ史をリアルな証言をもとに理解することができる良書です。語り口がユーモアたっぷりで、一気に読めてしまいます。
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愛嬌のあるキャラクターで「フリースタイルダンジョン」をはじめ、さまざまな番組に出演している人気ラッパー・サイプレス上野が、その半生を語った一冊です。ヒップホップは単なる音楽ではなく楽しく生きるための「考え方」である、ということがよくわかります。ヒップホップからすべてを学んできた、著者ならではの哲学が詰まっています。
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ラップのことば 2
猪又 孝(企画・編集)
KREVAやVERBAL、KEN THE 390などのこれまでシーンを牽引してきたレジェンドから、SALUといったこれから伝説を作っていくであろう若手まで、15人のラッパーが日本語ラップのつくり方を伝授しているインタビュー集です。ひと口に「日本語ラップ」といっても、その手法や考え方はさまざまだということがわかります。
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私たちが熱狂した90年代ジャパニーズヒップホップ
リアルサウンド編集部(編)
日本語ラップが最初に大きな盛り上がりを見せたのは1990年代半ばのことです。その頃の状況を17名の証言から振り返った一冊です。YOU THE ROCK★や宇多丸のインタビュー、K DUB SHINEとDJ MASTERKEYの対談などから、シーン勃興期の熱気と知られざるエピソードが明かされています。
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