ブックキュレーターhonto編集員
老けた・・・と思ったら必読!若き日の情熱が呼び起こされる青春コミック
健康にも外見にも気をつかっているのに近ごろ老けた・・・と思う方は、一つ大事なことを忘れているかもしれません。あの若き日にたぎらせていた情熱です。最近、何かにがむしゃらになりましたか?経験値やルーティンでくすぶった心を若返らせる、たかが精神論と侮ることなかれ!と思わせてくれる青春コミックを紹介します。
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中学3年のときに最高は、クラスメートの秋人からコンビを組んで一緒にマンガ家になってくれと懇願されます。いったんは断るのですが、片思いの少女とのある約束のため大博打に出ることに。人気がすべての厳しい世界で奮闘する彼らの姿を見ていると、忘れていた三大原則「友情・努力・勝利」の輝きを思い出すことができるかもしれません。
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潤平は6歳のときに観たバレエに魅了されるも、父の急逝により「男らしく」なるべくその道をあきらめます。だけど中学2年生のときに転入生・都と出会い、再びバレエへの衝動を爆発させます。主人公たちの「本当に好きなこと」への純真さがまぶしく、自分の中に眠る衝動も掘り起こしてみたくなるコミックです。
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風が強く吹いている 1
三浦 しをん(原作),海野 そら太(漫画)
大学4年のハイジと「陸上界期待の逸材だった」カケルが出会ったことによって始まる、無名の大学陸上部が箱根駅伝を目指す物語です。陸上未経験者も含む個性的なメンバーたちがしだいに絆を深め、走る意味を見出していくさまがドラマティックに描かれています。自分以外の誰かのために頑張ることの美しさに、ハッとさせられることでしょう。
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憧れていた吹奏楽の名門高校に入学したつばさですが、何度も壁にぶつかってしまいます。それでも甲子園出場を目指すクラスメートの野球部員・大介や友達に励まされながら立ち向かう彼女のひたむきさに、目頭が熱くなるはずです。大介の説得力のあるアドバイスは、人間関係に悩んでいたり自信を喪失している大人の心にも染み渡ります。
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それぞれ異なるかたちで障害と関わる3人の青年を通して、「人間」「障害」「社会」のリアルが描かれているコミックです。リアル=現実がシビアだからこそ、車椅子バスケットボールの魅力と、一筋の光のようなそれぞれの一期一会に読み手も救われます。腐っている場合ではないと、青年たちからはっぱを掛けられているような気分になるはずです。
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