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ジョジョだけじゃない!荒木飛呂彦の奇妙な世界を堪能できるコミック
アニメ化や実写映画化もされ、2017年には誕生30周年になる大人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズ。その著者である荒木飛呂彦は、短編コミックでも唯一無二の世界観が広がる傑作を数多く描いています。長大な「ジョジョ」をいきなり読むのは敷居が高い、と感じている荒木飛呂彦ビギナーにもオススメのコミックを紹介します。
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この短編集には、デビュー作「武装ポーカー」など初期の短編が5つ収録されています。表題作の「ゴージャス★アイリン」は、純粋な殺し屋とマフィアとの攻防をスリリングに描いた短編です。フランスの詩人ジャン・コクトーの詩を引用が登場したり、ウソと倫理の境界線にある欺瞞を優雅にとらえています。
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表題作をはじめ1990年代半ばから後半にかけて描かれた4つの読み切りを収録した短編集です。「デッドマンズQ」では『ジョジョの奇妙な冒険 第4部』に登場した吉良吉影が、幽霊になった後の話を描いた一風変わった物語になっています。著者の奇妙な世界が堪能できるホラー&ミステリーがそろった一冊です。
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岸辺露伴ルーヴルへ行く (UJ愛蔵版)
荒木 飛呂彦(著)
『ジョジョの奇妙な冒険 第4部』に登場した天才漫画家・岸部露伴を主人公にしたスピンオフです。岸部露伴が「この世に存在する最も邪悪な絵」を見るために、ルーヴル美術館を訪れたときの恐怖譚が描かれています。「ルーヴル美術館BDプロジェクト」の一環として制作されたフルカラーコミックで、著者のアーティスティックな一面を知ることができます。
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