形はさまざま！既婚者にも未婚者にも刺さる結婚・夫婦コミック

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アラサー編集者・日歌は、バツイチの漫画家・ジョーの家に転がり込みます。「漫画をパクったことをばらされたくないなら結婚して」という、日歌の脅迫的な台詞でスタートする2人の結婚物語。そんなはじまりでしたが、なんだかんだ相手を思い合っている幸せな空気感と、夫婦でいるために2人で考えて実行していくという姿が印象的です。

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6つの物語が入った短編集。明日嫁ぐ姉と、その弟の様子を描いた「式の前日」は、直接「ありがとう」という言葉を交わすわけではないのに、感謝の心、相手を思う心がじわじわ伝わるお話です。独身最後の日の日常が描かれているので、結婚ってこんな感じなんだなと、未婚者ならとても身近に、そしてリアルに感じるでしょう。

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あくまで雇用主と従業員としてはじまった、平匡とみくりの契約結婚が描かれています。仕事目線で結婚を見た結果、大事なことが一つひとつ見えてくる。仮面夫婦を続けるうちに恋愛感情がわいてくる2人が、専業主婦の労働について、現代社会の結婚観についてどう向き合きあっていくのか、まさに2人の共同作業が見どころです。

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お見合結婚をした夫婦のお話です。恋愛結婚と違い、お互いの過去のことをあまり知らない状態で結婚してしまうのですが、主人公の夫婦は壁にぶつかるたびに2人で協力しながら乗り越えていきます。読みながら応援したくなり、ほっこりとした気分にもさせてくれる、夫婦1年生の毎日の何気ない生活に愛しさを感じる一冊です。

付き合って8年、結婚7年目の夫婦の毎日はゆるやかに流れています。気心知れた関係で、仲よしに見える2人ですが、すべてをさらけ出しているわけではありません。「ちょっとした隠し事は、どこの夫婦にもあるもの」と知ってはいるものの、日常生活でふと感じる違和感にどう立ち向かえばよいのか、考えさせられる物語です。