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笑いと切実さがクライマックスで結びつき感動を生む!宮崎夏次系の傑作コミック
宮崎夏次系が描く漫画の登場人物は、みんな不器用でうまくコミュニケーションできない少し変わった人たち。でも彼らは人と関わり、そこから生まれる笑いと切実さが最後に意外なかたちで結びつき、ホロっとさせられます。繊細な絵柄で描かれ世界は非日常なのに、どこか懐かしい。一冊完結ながら、濃密な物語が詰まったコミックを紹介します。
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少し切ないオチが多い短編集。その一篇「わるい子」の主人公は暗く反社会的な少女と、壁に向かってつぶやく少女。ある日、発作で死にかける古典の教師が見せた盆踊りのような動きに、つい2人は笑ってしまいます。数年後の再会で感じる、変わった部分と変わらない思い。それがクライマックスのシーンに切実につながります。
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