ブックキュレーターhonto編集員
人は世界の終わりを前に何を思う?終末世界の日常を描いたコミック
もし世界が終わってしまったら・・・とシミュレーションした経験がある方は、意外と多いことでしょう。ここで紹介するコミックは、いずれも間もなく終末を迎える世界で生きる人々を描いています。これらの物語を通じて、未来や希望が見えないなかで生きていくことの尊さや難しさを知り、「生きる」ことについて真剣に考えるきっかけにしてください。
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3年前の8月31日に巨大なUFOが突如として飛来し、「侵略者」との戦争状態となった東京。それが当たり前の光景として日常に溶け込んでいくなか、普通のようでやっぱり普通ではない思春期を送る少女たちの青春が淡々と描かれています。特殊な状況に慣れていく感覚や、あえて意識しない感情の描写が秀逸です。
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滅びの道を歩む人類と、その代わりに誕生したより高度な文明をもつ「妖精さん」。その交流を描いた田中ロミオの人気ライトノベルのコミカライズです。基本設定は原作に倣いながらも著者独自の解釈が施されていて、終わりの季節をも慈しみながらゆったりと楽しむような作風になっています。
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海面上昇によって文明の崩壊が進む世界で、それを受け入れて穏やかに暮らす人々を描いたSF漫画です。歳を取らない人型ロボット・アルファの視点を通して、緩やかに滅びゆく世界の何事もない日常が写し出されていて、その平和な景色が切なくもやさしい気持ちにさせてくれます。
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