気軽に誰もが楽しめます！はじめての現代短歌

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短歌の素人たちが気まぐれに作ったヘンテコで独特な短歌に、現代の名歌人である穂村弘と東直子が丁寧にコメントしていった一冊です。歌も評もいちいちおもしろくて、笑いながら読んでいるうちにいい歌ってどんなものか、歌の楽しみがどこにあるのか、自然と身についてくるでしょう。そして、自分でも短歌が作りたくなるはずです。

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人気歌人・穂村弘による短歌入門書です。優れた歌を「改悪」することでもとの歌の美点を浮かび上がらせるという、画期的な方法で歌の魅力を伝えています。社会的には役に立たない、情報量の少ない言葉だからこそ短歌は魅力的だと語る著者の短歌論は、とてもわかりやすくて説得力があります。

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経験豊富なノンフィクション作家が、戦後に活躍した歌人たちの軌跡をさまざまな角度から語った一冊です。そして、歴史的にとらえた現代短歌の入門書ともいえるでしょう。さまざまな歌人の作品が読めるので、好きな歌人を見つけるのに最適。なかでも知る人ぞ知る大歌人・葛原妙子がじっくり紹介されているのが、うれしいところです。

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戦後につくられた歌から100首を選び、テーマごとにわけて並べた現代短歌のアンソロジーです。簡にして要を得た解説がついているので、初心者でも読みやすいでしょう。著者は歌人・河野裕子の夫です。妻の最期の歌「手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が」について語ったあとがきには、息詰まる感動があります。

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現代短歌の入門として個人歌集をまず一冊読んでみるならば、寺山修司のものがオススメです。過激な劇作家として知られている寺山ですが、彼の短歌の多くはみずみずしく傷つきやすい少年の歌として読むことができます。繊細な青春の短歌として、今なお多くの若い読者から愛されています。