ブックキュレーターhonto編集員
読んでいるだけでグルメになれる!?独創的な視点で描かれた食エッセイ
おいしそうなご飯が登場するだけではなく、味についての表現や食自体に対して独創的な視点をもったエッセイを集めました。それぞれの著者の思い入れとともに語られるおいしそうな食事シーンには、誰もが食欲を刺激されるはずです。読んでいるだけで舌が肥えてくるかもしれません。
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おとなの味
平松 洋子(著)
泣ける味、待つ味、消える味などといった、大人だからこそわかるユニークな味覚について綴ったエッセイです。イノシシをテーマにした「獣の味」、真夏の昼酒を楽しむ「もうしわけない味」などを読んで、ぜひ味の想像をめぐらしてみてください。ひと味変わった食エッセイを求めている方にオススメの一冊です。
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大ヒットコミック『孤独のグルメ』の原作者で大の酒飲みでもある久住昌之が、焼肉、ラーメン、とんかつ、ナポリタンなどの愛してやまない26品目について語った一冊です。焼肉とビールの美学、最後まで取っておいたカツレツを食べようとしたときのショッキングな出来事など、ユーモアと哀愁にあふれたB級グルメのハシゴをご堪能ください。
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ロッパ食談 完全版 新装版
古川 緑波(著)
昭和を代表する喜劇役者・古川緑波が、食べ物冊子「あまカラ」に連載していたエッセイをまとめた一冊です。著者が戦時中の東京でうまいものを求めて東方西走する姿や、糖尿病になっても衰えない食への執着心に、食いしん坊な方はシンパシーを覚えることでしょう。昭和の食事の風景や、江戸っ子が語る食の美学に興味がある方にオススメです。
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残るは食欲
阿川 佐和子(著)
タレント&作家として活躍している阿川佐和子が、女性の悲喜交々を「食」とともに描いたエッセイです。子どもの頃に食べて大好きだった母親の家庭料理を大人になってから一人で作り一人で食べる光景などが、臨場感あふれる文章で語られています。
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