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「食べる」という行為について改めて考えさせられる!男たちが綴った食の記録
毎日欠かさずに行っているけれど、普段なかなか意識することのない「食べる」という行為。ここでは極限の地の料理人や戦後を代表する思想家、著名なジャーナリストなど、男性の書き手が「食」について綴った本を紹介します。「食べる」という行為について、新たな気づきが得られることでしょう。
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もの食う人びと
辺見 庸(著)
作家でジャーナリストの辺見庸が世界のさまざまな国をめぐり、その土地で食べられているものを記録したルポタージュです。紛争や貧困などで食べること自体が難しい国々での食べ物の記憶は、そのまま悲劇の記憶となって著者の心と胃袋に刻まれていきます。「食べる」という行為そのものについて、目を開かれる思いがします。
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世界ぐるっと朝食紀行
西川 治(文・写真)
写真家・西川治が旅した、さまざまな国のホテルや食堂、または市場の片隅で食べた朝食の記憶を写真と文章でまとめた一冊です。一番鶏の鳴くころに始まる仕込みや、その土地固有の食べ物。どこにいても一日の営みは、朝食を食べるという行為から始まる。そんな当たり前のことに気づかされるでしょう。
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