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内気、人見知りでも悩む必要はありません!内向的な自分に自信と誇りがもてる本
1人で本を読んでいる時間が至福、約束の日が近づくと憂鬱になる・・・。外向的であることが評価される世の中で、そんな自分の性格に悩んでいる人も多いでしょう。でも内向的な性格自体は、別に悪いことでもなんでもありません。ここに紹介した本を読めば、肩身の狭い思いをしている人も、きっと今より自分を好きになれるはずです。
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内向的な人こそ強い人
ローリー・ヘルゴー(著) , 向井 和美(訳)
自身も内向型だという著者が、同じ性格の人たちに向けて「無理して世間に合わせることなく生きていく」方法を説いた本。臨床データをもとに、人嫌いやネガティブなど、内向型のイメージを覆していくさまは痛快ですらあります。『感受性の鋭さを喜ぼう。内容のある会話をしよう』そんなメッセージに、気持ちがふっと軽くなる一冊です。
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内向型よりも外向型が評価される社会に異を唱える本書。著者は創造力、集中力、忍耐力など、内向型の強みを列挙していきます。スピーチの機会をできる限り避けたガンジーや、アインシュタイン、ビル・ゲイツ、ラリー・ペイジなど、偉業を成し遂げた人物は驚くほど内向的。そんな彼らを誇りに思えて自信がわいてくるでしょう。
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リーダーは外向的でカリスマ性のある人間、というのは過去の話だと著者は述べます。消費者のニーズが多様化し変化のスピードが必要な現在、トップダウン型では遅すぎるのがその理由。今求められているのは、部下をうまく動機づけできる繊細さをもち、自分は1人考え続けることのできる、内向的なリーダーなのです。
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いまモリッシーを聴くということ
ブレイディみかこ(著)
『君はクラブに遊びにいっても1人ぼっち』。そんな陰鬱な歌詞で、内向的な若者の代弁者と呼ばれるイギリスのミュージシャン、モリッシー。本書は彼の全キャリアを振り返る自伝です。部屋にこもって読書ばかりしていた内気な若者が、一切世間に迎合せずに、国民的な人気アーティストになっていった秘密に迫っていきます。
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天才プログラマーであり、アップルの創業者でもあるウォズニアックの自伝です。名声高い彼ですが、実は性格は内向型。本書でも「僕は内気だから」と何度もこぼし、マックを独りっきりで開発したエピソードを披露しています。『素晴らしい仕事は1人でないとできない』という言葉も印象的な、勇気を与えてくれる一冊です。
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