ブックキュレーター出版甲子園
死について深く考えさせられる本
私は死んだらどうなるんだろう?どんな風に死を迎えるんだろう?とふとした時、考え込んでしまうことはありませんか?今生きてることが不思議に思えてきたり、死ぬ時を想像して変な感覚に陥ったり・・・。誰もが一度は考えたことがあろう、そして誰もが経験する死を見つめられる作品を集めました。【選者:小林あきの(こばやしあきの):広報局】
- 48
- お気に入り
- 25693
- 閲覧数
-
風立ちぬ/菜穂子
堀 辰雄(著)
結核を患った妻と残りの人生を幸せに生きるため、主人公「私」は二人の時間を大切にしようとするが、穏やかな生活とは裏腹に彼女の病状は悪化していく――。共に生きる幸福と死への恐怖の間で葛藤する夫婦の生き様を描いた作品。
-
羅生門 蜘蛛の糸 杜子春 外十八篇
芥川 竜之介(著)
人間の尊厳が奪われた時、人はむしろ必死で生きようとするのではないでしょうか――。「羅生門」において、衣食住を奪われた下人は悪を犯してでも自分が生きる道を選びます。人間の動物的な生への執着、死への拒絶を実感させられる作品です。
-
ある精神科医が死を目前にした末期患者に対して死についてのインタビューを行い、分析し、まとめた1冊。200人もの死についてのリアルな考え方に触れながら、死を受け止めるとはどういうことなのか、自分と照らし合わせて考えられる作品。
ブックキュレーター
出版甲子園2005年設立。早稲田大学公認学生団体。学生の、学生による、学生のための出版企画コンペティション。応募資格は、『学生』であること。参加企画は、厳正な審査と、決勝大会におけるプレゼンバトルで競い合い、編集者の目に止まった企画は出版されます。http://spk.picaso.jp/
ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です