ブックキュレーターhonto編集員
企業の「買わせる」戦略に乗せられてる!?賢い消費者でいたいなら読みたい本
スマホの普及やインターネットの発展で、どんどん便利になってゆくショッピング。心理学や科学的な手法を活用し、企業の「買わせる」戦略も巧妙になっている現在、思わずポチって買おうと思っていなかったものまで購入してしまうこともあるでしょう。企業の宣伝・マーケティング戦略などを知り、そんな失敗を防ぐためにも読んでおきたい本を集めました。
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社会心理学者が実際にセールスやマーケティングの現場に潜入し、その「買わせる」テクニックを研究した本です。「世間に良く思われたい」「考えることは避けたい」といった、人間の心理的弱点を巧妙に利用して広告や営業トークが作られている。そのうたい文句に簡単に動かされないためにも読みたい一冊です。
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9割の人間は行動経済学のカモである 非合理な心をつかみ、合理的に顧客を動かす
橋本 之克(著)
なぜかポイントカードが魅力的に見える理由、思わず通販サイトの購入ボタンをポチッとしてしまう理由。それらをすべて行動経済学によって説明したのが本書です。人間は無意識のうちに非合理な行動をとってしまうもの。しかし、その理由や仕組みを知ることによって、自分にとってベストな選択ができると著者は語っています。
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買いたがる脳 なぜ、「それ」を選んでしまうのか?
デイビッド・ルイス(著) , 武田 玲子(訳)
いまや脳科学がマーケティングに利用される時代。消費者の購買行動は、すみずみまで企業にコントロールされていると著者は述べます。その手段はテレビCM、ニュース、Web、店舗のBGMや床の素材まで。本人に自覚させることなく、「欲しい」という感情を「欲しいし必要」に変えるまでの戦略が詳しく紹介されています。
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ブランドなんか、いらない 新版
ナオミ・クライン(著) , 松島 聖子(訳)
「よいブランドイメージ」によって購買へと導く、ブランド戦略。若者たちが憧れるスポーツ選手をCMに起用したり、巨額の寄付をしたり、よいイメージを発信する一方で、途上国の工場で幼い児童らを悪条件で酷使している超有名スポーツメーカーもある。そんなよいイメージをもつ巨大企業の裏の実態が本書で次々と暴かれていきます。
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商品の紹介記事をネットで書くと企業から広告収入が入る。そんな仕組みを利用して販促する企業も増えています。しかし、何気なく読んでしまうネット上の記事ですが、なかには広告収入だけを目的に、他サイトのコピーや憶測で書かれた信ぴょう性に欠けた記事も数多く存在。そんなネット業界の現状やカラクリを知ることができる一冊です。
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