ブックキュレーターhonto編集員
あらためて気づく数の魅力!数学嫌いな人もおもしろさがわかるようになる本
学生時代、数学が苦手だったという人は多いはず。そのまま大人になってしまった人に、今だからこそわかる数学のおもしろさを教えてくれる本を集めてみました。読めば、あの頃は嫌いだった数学が、物語を通して魅力的に思えてくるから不思議です。古代より受け継がれてきた数式や理論について、きっと興味をもてるようになるはずです。
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ある夜、算数が嫌いな少年・ロバートの夢に「数の悪魔」が現れます。そしてはじまるのは、真夜中の算数レッスン。1と0の謎やパスカルの三角形、フィボナッチ数など、本格的なのに簡単でおもしろい「数の悪魔」の授業を一緒に受けている気分になれます。絵本感覚で読めるので、数字や数式が嫌いな人でもサクサク読めます。
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「僕」と3人の少女による、対話形式の数学解説本です。素数の性質や倍数の見分け方など、「整数論」がテーマです。登場人物たちのトークがコミカルで楽しく、気軽に読みはじめられていつのまにか数学の世界に惹きこまれていきます。普段なにげなく使っている整数の神秘に気づかされ、数学に興味がわいてくる一冊です。
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350年もの間、数学界最大の難問とされた「フェルマーの最終定理」をめぐる、数学者たちの軌跡を描いた本です。1993年に証明を行った数学者ワイルズを中心に、3世紀に渡る数学界の人間ドラマが描かれています。数学者たちの波乱万丈な人生や証明にかける情熱に胸が熱くなること必至。数学のイメージが変わる本です。
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