ブックキュレーターhonto編集員
大人とはまったく別物!?少年・少女が独立した存在として描かれている物語
児童期の男子や女子の表現は、書き手によって実にさまざまです。ここではその期間の少年・少女を大人への助走期間ではなく、独立した存在として描こうとした本を集めました。ある本では書き手の理想として、別の物語では著者の代弁者として登場しています。大人には思いつかない思考や行動に、きっと心を揺さぶられるでしょう。
- 1
- お気に入り
- 524
- 閲覧数
-
ハックは10歳の少年。クラスのみんなからは怖がられ、自分だけの隠れ家を持つ花見川の川岸の自然のなかで、いつも一人で遊んでいます。削ぎ落とされた美しい文章は、まさにハードボイルド&ファンタジー。読み進むにつれて、ハックが愛おしくてたまらなくなるでしょう。死を覚悟した著者が綴る大人の童話11編です。
-
登場するのは明治39年生まれの14歳の女の子の幽霊なので、成長過程がどうこうという話ではありません。対する恵太も失業中のサラリーマン。何事も理不尽な世の中で、一生懸命生きようとする男と少女(幽霊)の同居物語。そんな表題作以外にも、人間のおかしさと悲しさがいっぱい詰まった9つの物語をまとめた短編集です。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です