ブックキュレーターhonto編集員
ギャップに胸キュン!強くてかっこいい女性のけなげで一途な恋が描かれた本
進むべき道を自分で選び、未来を自ら切り開いていく女性は強くかっこよいものです。そして、そんな女性たちが一途な恋に落ちる姿は、そのギャップにキュンとさせられます。まだ色んなことが不自由だった戦前に生きる孤独な少女の大河ロマンや、武士のように意志が固い女子高生が思いがけず落ちてしまった恋など、そんな恋愛が描かれた本を紹介します。
- 19
- お気に入り
- 5099
- 閲覧数
-
年収1千万稼げる弁護士を目指し、勉学に励む女子高生・水谷雫。確固たる信念を持つ生き方はとても凛々しく、まるで武士のようです。そんな彼女が恋に落ちる相手ですから、相手もかなりの変わり者。お互い好きなはずなのになぜかうまくいきません。ラストは受け身ではなく、雫が自ら行動し・・・。たくましい彼女に拍手を送りたくなります。
-
『獣の奏者』は児童書発、日本ファンタジーの金字塔といえる一冊です。国のため、人々のため、そして愛する夫と息子のため、命を賭して戦った獣の奏者・エリンの数奇な運命の物語。本編も素晴らしいのですが、この外伝では「ひとりの女性」としてのエリンにフォーカス。刹那だとわかっていても恋に落ちる姿に、胸がいっぱいになるでしょう。
-
薬師寺涼子は東大卒の警視庁キャリア官僚。さらに容姿端麗なのですが、性格はとんでもない女王様気質で、無理をゴリ押しして道理を引っ込ませるタイプでした。しかしそんな彼女が唯一思い通りにできないのが、鈍感な部下・泉田への恋情。アプローチに気づいてもらえず、スネる姿に胸キュン必至。小説版もオススメです。
-
ジェネラル・ルージュの凱旋
海堂 尊(著)
「ジェネラル・ルージュ(血まみれ将軍)」という異名を持つ救命救急センターの速水部長もかっこいいのですが、ここで注目したいのは看護師長・花房美和です。切迫した現場での鋭い決断力で「ハヤブサ」とも呼ばれる切れ者の花房ですが、収賄容疑をかけられた速水部長のために手段を選ばず努力する姿からは、一途な大人の愛情が伝わってきます。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です

