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誰かを待ち続けたことがありますか?誰かを、何かを待つ人々の物語
確約のない約束、心の中に居続ける人、大切な仕事。時が経つにつれて状況が変化したとしても、変わらずに心の中に存在するものがあります。そんな風に誰かを、何かを待ち続けたことがありますか?そして、待ち続けた先にあるものは何だったのでしょうか。ここでは、そんな「待つ」ことを描いた物語を集めました。
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病弱な若だんなと妖(あやかし)たちが江戸で活躍する短編集です。妖である手代の仁吉が思いを寄せた相手は、同じく妖のお吉でした。しかし、お吉は人間に心を寄せます。添い遂げても寿命の短い人間は先に死ぬため、その人間が生まれ変わるたびに探しに行くお吉。そんなお吉を1000年もの間見守り続ける仁吉の姿に胸が締めつけられます。
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45歳独身、デザイナーの水樹は自社が服飾部門を撤退することを知ります。途方に暮れながらも、恩師の見舞いのため生まれ育った町へと足を運び、子ども時代のこと、ずっと心の中にいる信也のことを回想します。思う人を待つことで心が支えられ、未来に向かって頑張り続けることができる、ということを教えてくれる物語です。
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